「0歳児の食育ってどのようなことをすれば良いの?」
「0歳児の食育って何がねらいで大事なのか?」という疑問をお持ちの父母さん。
その気持ちよく分かります!
私も昨年出産をして「食育をしたいな~」と思った時、何から始めて良いか分からない(汗)
というのが正直な気持ちでした。
離乳食初期から始まり、中期後期…。
食事を通じてどのような食育ができるのか悩みました(笑)
そこで0歳児のお子さんがいる父母さんに向けて、0歳児の食育の仕方やポイントについて紹介します!
是非、参考にして頂き、これからの赤ちゃんの食育に活かして下さいね!
0歳児の食育のねらいとは?
この章では0歳児の食育のねらいについて紹介します。
ねらいを知って、なぜ食育をするのか?という点について知っておきましょう。
1.食べ物には様々な色や形、味があることに触れて食事の楽しさを知る
2.食べ物の見た目、匂い、感触、食感など五感を通じて知る
3.食べ物を食べる楽しさ、親しみを持って食べることに触れる
4.甘い、苦い、しょっぱいなどの味覚を知ることができる
5.歯茎で食べ物を噛んだり、咀嚼の方法、飲み込む練習をする
6.スプーンやフォークなど食器を使って食事をすることに触れる
7.食卓で食事をすることに慣れる
など、食べることを通して、食べ物の形や匂い、食感などを楽しむことができます。
0歳児では母乳やミルクから、初めて「食事をする」という大切なスタートです!
私は娘が5か月の時に離乳食をスタートしました。
最初は、すり潰した人参やホウレン草から、少しずつ食べ物の味を試していきました。
そして6~8ヶ月頃から少しずつペースト状から柔らかな固形にし、離乳食後期には歯茎で噛んで切れる位にしました。
食事に慣れ親しんだり、食べ物の匂いや味、食感を楽しめるようにしました!
すると、娘も初めての食材は恐る恐る食べたり、好きな食べ物はたくさん食べたり…。
好みも少しずつ分かるようになっていきましたよ(笑)
0歳児では食事することに慣れる、咀嚼や飲み込む練習にもなります。
食事に触れること、食べてみることで実は自然と食育に繋がっているんです!
食育の仕方やポイントを解説
「食育をしたい!」と思っている父母さん。
いざ始めるとなると、何から始める?と悩んでしまいますよね?
この章では食育の仕方やポイントについて解説していきます。
・家族で楽しく食事ができる環境を整える
家族皆で食事をする、ママやパパが表情豊かに話しかけて食事をしてあげるようにしましょう!
食卓で食べ物を食べる習慣や家族で顔を合わせて食べる事はとても大切です。
「あーんしてもぐもぐだよ」と食べ方を教えたり「美味しいかな?」と話しかけたりして楽しい雰囲気にしましょう。
落ち着いて椅子に座って食べる、という習慣も身につくのでいいですよ!
・食べ物の色や匂い、形など、本物を見せることが大事
「いちごが赤くて三角の形をしているんだね」とか、「キャベツは葉っぱがたくさん集まってできてるね」とか調理する前の野菜や果物を見せてあげるのが良いです。
切ってしまうと元の形が分からないですよね。
私の主人は、私が調理する様子を見せて「いちごは赤くてあんな形なんだね」とか、「人参は長くて固いね」と触らせてみたりしています。
調理する前の野菜を見せると好奇心が増して「こんな形や匂いなんだ」と知ることができます。
さらに「美味しそう、食べてみたいな」と気持ちを盛り上げることもできますよ!
・絵本やおもちゃを使って食べ物を知るのもおすすめ
果物の絵本、野菜の図鑑…など食べ物について書かれている絵本はとても面白いです!
私も娘に「いちごの絵本」を読んだことがありますが、いちごは白い品種もある事、完熟する前は緑で徐々に赤くなっていく事など大人でも知らないことだらけ(笑)
「ぐりとぐら」の絵本でも、ホットケーキが出てきて「ほかほか甘い」と美味しそうなイラストがあります。
絵本で身近な食べ物に触れるのも、良い食育だと思います。
・調理方法や味付け、盛り付けも工夫して食欲を高めよう
人参でも茹でたり煮たり、蒸したり…調理方法も変えてみると食感が変わります。
野菜スープの味付けをコンソメや醤油、味噌汁にして味付けのバリエーションも変えてみましょう。
また、盛り付けもトマトやコーンを入れて彩良くしてみると食事を作るママも楽しいですよね。
食事をする事に興味を持つと食欲が沸いてきます。
赤ちゃんが楽しく食事ができるようにしてあげましょう。
0歳児の食育に関する注意点
この章では、0歳児の食育に関する注意点を紹介します。
・離乳食を嫌がる時は無理をして食べさせない
・機嫌が悪い時は食事ではなく絵本や音楽を聞かせたりして機嫌を良くしてあげましょう
・苦手な食べ物があるのは当たり前、好きな食べ物もたくさんあげよう
など「食育」と一言で言っても、無理に食事をさせるようにしないようにしましょう。
離乳食はママが頑張って作っているのは分かりますが、嫌がる時は食べさせない方が良いです。
変わりに絵本を読んだり、おままごとをしたり、歌を歌ったりと他のことをしてあげましょう。
食育の1つとして「食事に興味を持ってもらう」ということも大事なので、嫌がっている時に無理矢理食べさせると食事が嫌いになってしまう恐れがあります。
私も離乳食初期~中期の頃は、ペースト状にするのも大変だったし、食べないと心配になってしまいました。
でも保健士さんに相談したところ、赤ちゃんの気分が乗らない時は無理して食べさせずに、食べられる分だけあげることにしました。
そうしたところ私自身の気も楽になりました。
「食事に気持ちが向いてくれなくても、食べられるようになる!」という気軽な気持ちを持つようにすることが大事です。
まとめ
0歳児の食育のねらいやポイントについて紹介しました。
下記にこの記事の要点をまとめましたので改めて確認してみて下さい。
・食べ物の形、匂い、食感、味などを知る
・咀嚼すること、飲み込むこと、食器を使って食事することを習慣づける
・家族で一緒に食べる楽しさを感じる
・父母さんから話しかけられながら、食事に親しみを持つ
・食育を絵本やおままごとなどを通して知り、食べ物に親しむ
・無理に食べさせなくてOK、余裕のある食事習慣を付けよう
・食べ物の調理方法、盛り付け方法も変化させて興味を持たせよう
などポイントを参考にして、赤ちゃんが楽しく食事ができるようサポートしてあげてくださいね。
経験者として私も皆さんを応援しています!
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。