出産祝いを選ぶ時、何を贈ればいいのか、どんなアイテムが相手に喜ばれるのか、特に初めて選ぶときは悩みますよね。
私自身、友人から出産祝いをもらった経験から言いますと、正直「これはちょっと…」と思うギフトも中にはありました。
特に子育て経験のない人は、何を選べばいいかさらに難しいかもしれません。
今回は、出産祝いで困ったプレゼントと、逆に心温まる嬉しかったアイテムを紹介しますので、ギフト選びの参考にしてください。
出産祝いで困ったものは何？
私の経験では、特に困ったのは高価すぎるものや、場所を取る大きなものでした。
以下に具体的な困ったギフトのランキングを紹介します。
1位 高価すぎるもの
相手が負担に感じる可能性のある高価なギフトは避けたほうが無難です。
例えば、有名ブランドのベビーカーは、お返しを考慮すると経済的にもプレッシャーになります。
2位 大きなプレゼント
ベビーベッドやベビー布団など、使用後の保管に困る大型アイテムもランクイン。
特にベビーベッドは使用期間が短いため、その後の処分に頭を悩ませることになります。
3位 ハイ＆ローチェア
使用期間が限られており、その後は置き場所に困るアイテムです。
家庭によっては合わない場合も多いので、贈る前には生活スタイルを考慮することが大切です。
4位 クーファン
クーファンは出産直後には便利ですが、赤ちゃんが首を支えるようになるとほとんど使用しなくなります。
お出かけの際には役立ちますが、使用期間が短いため、プレゼントとしては慎重に選ぶべきです。
5位 ベビーバス
新生児期は非常に便利ですが、使用期間が2カ月程度と短く、その後は場所を取る大きなアイテムになりがちです。
6位 マザーズバッグ
マザーズバッグはデザインや色が個々の好みに強く依存します。
プレゼントする際は相手の好みをよく理解して選ぶことが重要です。
好みが合わなければ、使いづらいアイテムになる可能性があります。
7位 新生児サイズの洋服
すぐにサイズアウトするため、新生児サイズの洋服は実用性に乏しいことが多いです。
ただし、ブランド物など特別なアイテムであれば、記念として喜ばれることもあります。
8位 哺乳瓶、離乳食用食器
これらのアイテムは、使い勝手に個人差が大きく、好みが分かれます。
特に赤ちゃんが直接口にするものは、選ぶ際には細心の注意が必要です。
9位 おしりふきウォーマー
便利ですが、実際には冬場のみの使用に限られることが多く、また手で簡単に温めることができるため、必需品ではないと考える人も多いです。
10位 バウンサー
赤ちゃんの好みにより、バウンサーが逆効果になることがあります。
乗せたら泣いてしまう子もいるため、贈る際は慎重に選んでください。
11位 授乳クッション
授乳クッションは便利ですが、他のクッションで代用が可能です。
授乳後もさまざまな用途で使用できるため、完全に無駄にはなりませんが、必須ではありません。
12位 抱っこひも
抱っこひもはサイズ感が重要で、事前に試着できない場合が多く、またママの体型によっては合わないこともあります。
13位 おむつ専用ごみ箱
密封性に優れ、衛生的ではありますが、使用しなくなった後は場所を取るため、購入をためらう人もいます。
14位 粉ミルク
母乳育児を行っている場合、必要ないこともあります。
また、病院から提供されることもあるため、実用性が低い場合もあります。
15位 おむつケーキ
見た目は魅力的ですが、使い勝手が悪く、バラバラにするのが面倒であるため、実際にはあまり喜ばれないことがあります。
16位 おくるみ
寒い時期や退院時には便利ですが、日常的にはバスタオルで十分代用できるため、特別な必要性はありません。
17位 バスローブ
使用頻度が低く、赤ちゃんがすぐに成長してしまうため、すぐに小さくなります。
バスタオルで十分代用できるため、特に必要ではないと感じることが多いです。
このように、出産祝いで選ぶギフトは、その実用性や受け取る側の生活スタイルを考慮することが大切です。
相手が本当に喜ぶプレゼントを選びたいなら、これらのポイントを参考にしてください。
出産祝いの選び方：何を贈るべき？
出産祝いの贈り物は選ぶのが意外と難しいものです。
意外に喜ばれないアイテムがあるため、選び方のポイントをいくつかまとめてみました。
おむつは案外難しい選択かも
おむつは消耗品で便利だと思われがちですが、サイズ違いや赤ちゃんの肌質によって合わない場合もあります。
また、意外と保管場所を取るので、ママに確認しながら選んだ方が良いでしょう。
場合によっては不要とされることもあります。
洋服選びはセンスが問われます
赤ちゃんとの時間が長いため、洋服のブランドやデザインが重要になります。
例えば、ミキハウスのような有名ブランドでも、すべてのママが好むわけではありません。
ママの好みに合わないと、結局使われないことも多いです。
洋服を選ぶ際は、ママの好みを事前に把握することが大切です。
スタイは必ずしも必要ではない
赤ちゃんによってはあまりよだれをかかないため、スタイが必要ない場合もあります。
親しい関係であれば、スタイの必要性を事前に確認してから贈ると良いでしょう。
食器セットは素材選びが重要
赤ちゃん用の食器セットを選ぶ際は、素材に注意が必要です。
軽すぎると使いづらく、木製や陶器製のものは、ママが特に選びたいと思っている場合が多いです。
食器は事前に必要かどうかを確認できる関係でなければ、選ばない方が無難です。
靴下は時期によって選び方を考えよう
赤ちゃんが生まれた季節によっては、靴下が必要ない場合もあります。
動き出す時期になると、室内で滑りやすいので、滑り止め付きの靴下が安全です。
適切なサイズや機能を考慮して選ぶことが重要です。
大きなぬいぐるみは避けた方が無難
記念になる特別なぬいぐるみ、例えば誕生日や体重が刺繍された「バースデーベア」は喜ばれることが多いです。
しかし、一般的なぬいぐるみは場所を取るため、出産祝いとしては避けた方が良いかもしれません。
小さくて飾りやすいぬいぐるみなら、受け入れられやすいです。
出産祝いで実際に喜ばれたもの、意外な選択肢
出産祝いを選ぶ際に何を贈れば良いのか、特に喜ばれるものとそうでないものの体験談をご紹介します。
現金または商品券がベストチョイス
最も喜ばれるのは間違いなく現金です。
自由に使える点が魅力で、特に出産には様々な費用がかかるため、実際にとても助かります。
また、現金が直接的すぎると感じる場合は、百貨店やショッピングモールで使用可能な商品券も良い選択肢です。
これならば、少し控えめな印象で贈りやすいでしょう。
現金を渡す際の適切な金額は、友人であれば5,000円から10,000円程度が目安です。
あまりに高額だと内祝いの負担を考えさせてしまうため、ほどほどにするのが望ましいです。
絵本やおもちゃ、いつでも歓迎
絵本やおもちゃは、いくつあっても困らないアイテムです。
カラフルで教育的な絵本は赤ちゃんにも良い刺激を与えますし、保存も可能です。
おもちゃに関しては、個人の好みが分かれるため、選択に迷ったらトイザらスや大手書店のギフトカードを選ぶのも一つの方法です。
タオル類、常に役立つギフト
タオルやガーゼハンカチ、タオルケットなどのタオル類も、いくらあっても迷惑にならないプレゼントです。
肌触りが良く吸水性の高いガーゼ素材を選べば、赤ちゃんにも安心です。
長く使えるため、子育てが一段落しても活躍します。
ウェットティッシュとおしりふき、意外と便利
日常的に使うウェットティッシュやおしりふきは、実は非常に実用的で、たくさんあっても困ることはありません。
赤ちゃんの時期だけでなく、成長してからも様々な場面で使えるため、プレゼントとしても意外と喜ばれます。
長く使える哺乳瓶や食器セット
赤ちゃん用の哺乳瓶や食器セットは、使用期間が長く、次の子供にも引き継ぐことができるため、実用的なギフトです。
特に多機能なものや、保存が利くアイテムは親御さんにとっても価値が高いです。
ベビーツナギは季節を問わず便利
寒い季節の外出時に便利なベビーツナギは、上からすっぽりと着られるので保温性に優れています。
ブランド物であれば特に喜ばれますが、デザインが良ければブランドにこだわらなくても十分です。
ただし、デザインが古いものや安価な素材のものは避けた方が無難です。
これらの経験を基に、出産祝いの選択肢を検討する際は、実用性と長期的な利用を考えて選ぶことが重要です。
子供服は選び方に注意
特に子供服は人気ブランドが多く、意外と被ることがあります。
もし赤ちゃんのサイズや好みが分からなければ、直接親に聞くのがベストです。
ジェラートピケのように親子でお揃いのアイテムがあるブランドは、赤ちゃんに優しい素材を使用しているため、喜ばれることが多いです。
サイズは成長を考慮して80cmや90cmを選ぶと、長く使えて親御さんも喜びます。
実用的でないもののリスク
実用的でないアイテムやブランドもののベビー服、授乳グッズ、ベビーベッド&布団など、場合によっては迷惑と感じる場合もあります。
特におむつケーキやノーブランドの洋服は、見た目は良いものの実際には使いづらかったり、すぐに使えなくなることがあります。
喜ばれるアイテムはこれ
一方で、現金や商品券、絵本、おもちゃ、タオル類は出産祝いとして大変喜ばれます。
これらは実用的でありながら、個性を尊重しやすいため、迷ったらこれらを選ぶと良いでしょう。
特に商品券や現金は、何に使うかを親が自由に選べるので、一番無難かつ喜ばれる選択肢です。
最終的には聞いてみるのが確実
出産祝いを選ぶ際に最も確実な方法は、直接何が欲しいかを尋ねることです。
これにより、確実に必要なものを贈ることができ、無駄遣いを避けることが可能です。
例えば、シンプルに「出産祝いに何が欲しい？今必要なものある？」と尋ねることで、相手も自分も納得のいくギフトを選ぶことができます。
このように、出産祝いを選ぶ際は、受け取る側のニーズに合わせて慎重に選ぶことが大切です。
直接聞くことが難しい場合は、実用的で長く使えるアイテムを選ぶことをお勧めします。
まとめ：出産祝い選びの最適なアプローチ
出産祝いを選ぶ際に迷っているなら、以下のポイントを参考にしてください。
受け取る家庭の状況に合わせたギフト選びが重要です。
１．現金や商品券：最も安全で実用的な選択肢。自由に使えるため、必要なものを本人たちが選べます。金額は相手との関係性を考え、適切な範囲内で決めましょう。
２．絵本やおもちゃ：教育的で楽しいアイテムはいつでも喜ばれます。特に絵本は長く使えて、成長に合わせて何度も楽しめるためおすすめです。
３．タオル類：ガーゼハンカチやタオルケットなど、肌に優しい素材のタオル類は使い勝手が良く、長期間使用可能です。
４．特別な記念品：赤ちゃんの誕生日や体重が刺繍されたぬいぐるみなど、特別な記念になるアイテムも感慨深いプレゼントになります。
５．実用的なアイテム：哺乳瓶やベビーツナギなど、日常的に使用するアイテムも喜ばれます。特に季節に合わせた衣類や、成長を考慮したサイズ選びがポイントです。
６．直接聞く：最も確実な方法は、直接何が必要かを尋ねること。これにより、必要なものを的確に贈ることができます。
出産祝いを選ぶ際は、受け取る側の生活スタイルや好み、さらには家の空間などを考慮に入れることが大切です。
これらのポイントを参考にしながら、慎重に選んでいただければと思います。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。
