花束は誕生日や記念日、送別会など大切なシーンで贈ることが多いですよね。
ただ、「渡すまでに時間があるけど大丈夫?」「どのくらい日持ちするの?」と不安に思う人も多いはず。
この記事では、花束の 持ち時間・日持ち・持ち歩きの目安・保存方法 を徹底解説します。
さらに「種類別の目安表」「チェックリスト」も加えて、迷わず実践できるようにまとめました。
花束はどのくらい持つ?基本の日持ち目安
花束の持ちは 季節・環境・花の種類 によって大きく変わります。
花の種類 | 一般的な日持ち目安 |
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バラ | 5〜7日 |
カーネーション | 7〜10日 |
ガーベラ | 2〜3日 |
チューリップ | 3〜5日 |
ユリ | 5〜7日 |
ヒマワリ | 3〜5日 |
季節の小花 | 2〜4日 |
💡 ただし夏は気温が高いため 半減 することも。
逆に冬は冷涼なため長持ちしやすく、1週間以上保つこともあります。
花束は何時間持ち歩ける?
購入後、どのくらい持ち歩けるのかは大事なポイント。
特に「式場や会場に持っていく」「相手の家に届ける」といった場合は注意が必要です。
季節ごとの持ち歩き時間の目安
季節 | 持ち歩き時間の限界目安 |
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夏(高温期) | 2〜3時間以内 |
春・秋 | 4〜5時間程度 |
冬(低温期) | 半日〜1日程度 |
👉 夏場は特に注意!
切り口を濡らしたペーパーで覆っていても、炎天下や車内に放置するとすぐにしおれてしまいます。
花束を渡すまでの保存方法
どうしても渡すまでに時間が空いてしまう場合は、次のポイントを押さえましょう。
✅ 花束保存のチェックリスト
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涼しい日陰に置く(直射日光は避ける)
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花束は立てて置く(横置きや逆さまはNG)
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切り口を濡らしたペーパーで保湿する
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エアコンの風が直接当たらない場所にする
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可能なら水を含ませたスポンジ付きのボックスに入れる
これらを守れば、数時間〜半日程度は見栄えをキープできます。
ラッピングしたままの花束はどのくらい持つ?
ラッピングは見た目は華やかですが、花にとっては通気性が悪くしおれやすい状態です。
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夏場:2〜3時間が限界
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涼しい場所なら最大6〜7時間程度
💡 渡した直後に「できれば早めにラッピングを外して水に活けてくださいね」と一言添えると親切です。
花束をもらったあとの正しいケア方法
せっかくいただいた花束を、できるだけ長く楽しみたいですよね。
以下の手順でケアすると、日持ちがぐんと伸びます。
花束ケアのステップ
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ラッピングを外す
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水切りをする
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水を張った容器に茎を浸しながら斜めにカット
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余分な葉や蕾を取り除く
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水につかる部分の葉は雑菌繁殖の原因になる
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清潔な花瓶に生ける
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花瓶はしっかり洗い、雑菌を防ぐ
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毎日水を替える
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夏場は特に重要
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延命剤を加えると効果的
夏に花束を長持ちさせるコツ
特に夏は花が弱りやすい季節。次の工夫で日持ちを延ばせます。
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玄関や涼しい部屋など、直射日光を避けて飾る
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水を毎日交換し、冷たい新鮮な水を保つ
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氷を入れて水温を下げる
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花の栄養剤を使う
実際に筆者も、栄養剤を入れたところしおれかけた花が元気を取り戻した経験があります。
花束を長持ちさせるためのまとめ表
状況 | ポイント | 持ち時間目安 |
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購入後〜渡すまで | 涼しい場所に保管、切り口を保湿 | 〜5時間 |
夏に持ち歩く | 直射日光NG、2〜3時間以内 | 2〜3時間 |
冬に持ち歩く | 半日〜1日程度持つ | 5〜12時間 |
ラッピングのまま | 通気性が悪い、早めに外す | 2〜6時間 |
水切り+花瓶保存 | 毎日水交換+延命剤 | 5〜7日 |
まとめ
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花束は種類・季節・保存方法で 数時間〜1週間 持つ
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持ち歩きは 夏なら2〜3時間以内、冬なら半日〜1日 が目安
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保存は 涼しい場所+水切り+水交換 が基本
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延命剤や氷を活用すればさらに長持ち
大切な人に渡す花束だからこそ、ベストな状態で贈りたいもの。
この記事のチェックリストを活用して、鮮度を保った美しい花束をプレゼントしてみてください。