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1歳児の記憶力の秘密について解説!

1歳のお子さんを子育て中の父母さん、日々子育てをしていて1歳の子供は「記憶力があるの?」と疑問に思った事ありませんか?

私は幼稚園の先生をしていますが、園児達はママやパパなど毎日見ている人は覚えているけれど、あまり会わない人に対しては覚えていないようです(笑)

では1歳児の記憶力は、どの程度なのか?疑問に思いますよね。

私は娘を昨年出産し、今では1歳5か月になります。

この記事では、私の子育て中の経験も含めて、1歳児の記憶力について解説をしていきたいと思います。

是非、1歳児の子育てに毎日奮闘している父母さんは参考にして下さい!

 

 

 

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1歳児の記憶力について解説

職場でもよく疑問に挙がるのが、1歳の子供は記憶力があるのか?という事。

 

この章では1歳の記憶力やその詳細について、解説をしていきます。

 

・記憶力はあるが長期記憶はできない

大人は長期記憶が可能ですが、乳児は乳児健忘症と言われており長続きしない記憶です。

 

日本心理学会でも「乳幼児の記憶は発達するのがとても遅く、自分自身についての記憶は4歳頃から発達する」と言われています。

一般的に、1歳半までの子供は「いつ」「どこで」「何をしたか」を記憶する”エピソード記憶”が発達していないようです。

 

その為3歳までの記憶はほとんど無く、4歳から長期記憶が可能だと言われています。

 

 

・手を叩く、手を振ってバイバイする単純な動きは覚えられる

手を叩く、バイバイをする…と言った簡単な動作は覚えられます。

また、よく目にするパパやママ、頻繁に会う祖父母などは覚えられます。

 

ママやパパを見て笑顔になるのは、その記憶が発達しているからでしょう!

 

 

・日常的な順序:お風呂に入り着替える→歯を磨く→寝る、は覚えられる

毎日の作業であるお風呂、歯磨き、就寝などの順序は1歳の頃に覚えていると言われています。

 

インターネットなどで調べてみても、3歳までの記憶は長く定着はしないと書かれています。

 

私の娘はやっと親の言う言葉を理解して「お風呂に入る」、「歯磨きをする」…と覚えてきました。

服を脱いだり、歯磨きをしたりという行動は覚えてきました。

でも順序は覚えているけれど、長期記憶は発達していないと思うとちょっと寂しい気もします。

 

 

確かに、1か月ぶりに会った親戚を見ると泣いてしまうこともしばしば。

これは一緒に遊んでもらった記憶がなくなっている、という事が関係しているのかなと思いました。

 

 

 

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1歳児の記憶力は発達しているのか?

この章では、正直な所1歳児の記憶力の発達はどうなっているのか?という疑問について解説します。

 

・1歳は記憶力の発達段階

1歳児はまだまだ記憶力は低いですが、これから成長していく過程でとても大切な段階です。

記憶力はどのように発達していくのでしょうか?

 

失敗や成功の記憶は、1歳児の幼少期から経験し学んでいくと言われています。

例えば「滑り台に成功した…でも失敗したこともある」という経験は、今後ケガをしない様に何度も滑り台をやってみる…という体験になります。

 

つまり失敗記憶は子供の脳裏に焼き付き、親の手を借りて滑り台をやってみるなどの

経験に繋がります。

失敗した事が、失敗しない方法を見つける記憶になるのです。

 

 

・愛情を受けた事は忘れない

両親がどのように育て愛してくれていたのか忘れる事はありません。

また、記憶力はなくても信頼できる人達を覚える事はできます。

 

例えば母親にべったりのお子さんは、単身赴任で久々に会った父親の事を忘れてしまっている…。

と言う話を職場で聞きました。

 

毎日会う母親は覚えているけれど、たまにしか会えない父親は覚えられない。

でも、記憶力は発達をしていくので徐々に覚えられる様に。

 

パパはたまの休暇に沢山抱きしめてあげて、一緒に遊んであげましょう!

安心して過ごせる時間を沢山とってあげましょう。

 

一緒に遊んだ記憶、パパとお出かけした思い出は”信頼”となり記憶に残るのです。

なので、また離れてしまっても、一緒に過ごせばまた元通りになるんですね(笑)

 

 

 

記憶力と言葉の成長

この章では記憶力が無くても、言葉はだんだん発達する1歳児について解説をします。

 

記憶力が低くても1歳児の言葉の発達は、急成長しています!

なんとスポンジの様に両親の言った言葉、絵本の言葉を吸収して発達しているのです。

 

・好きな食べ物、キャラクター等の言葉は発する

1歳児のお子さんはちょっとずつ言葉が出てくるようになってきていませんか?

 

私の娘は1歳5か月になって「ドキンちゃん、ケーキ」と発語するようになってきました。

もちろんそれを翌日になって忘れる事は無く、繰り返し言っています。

 

言葉の学習は”短期記憶”だとも言えますが、毎日繰り返し言い続けると学習をしていきます。

それは毎日言葉を沢山吸収して、発語することによって言葉として理解し記憶にとどまるのです。

 

 

 

まとめ

ここまで1歳児の記憶力について解説をしていきました。

1歳児の記憶について、父母さんに参考になって頂けたでしょうか?

 

分かりやすくポイントをまとめたので、改めて確認してみて下さい。

 

・”短期記憶”はできるが”長期記憶”は3歳まで出来ない

・記憶力は低いが「失敗体験」は記憶に残りやすい

・親や祖父母など頻繁に会う人の顔は覚えられる

・記憶力は徐々に成長している

・言葉の発達は、毎日の繰り返しで記憶にとどまる

 

ここまで記憶力の解説でしたが、ぜひ子育ての参考にしてください!

 

今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。

最後までお読み頂き有難うございました。

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