0歳児の子どもと一緒にする「リズム遊び」。
0歳児を育てる親御さんや保育園の保育士さんは、毎日どのような遊びをしようか…と頭を抱えているはず!
私は現役の幼稚園の先生であり、さらに昨年出産をして娘が1歳になったばかりの新米ママなんです(笑)
雨の日は0歳の娘とリズム遊びをして過ごしていました。
リズム遊びは子どもが音楽に触れる良いきっかけになるし、室内で過ごすにはおすすめですよ!
ぜひ、今回紹介するリズム遊びを参考に、0歳児が家でも保育園でも楽しく過ごせるようにパパさんママさん、保育士さんは頑張ってくださいね。
0歳児におけるリズム遊びの魅力とは?
この章では0歳児にとって、リズム遊びをするねらいや魅力について紹介します。
・音や音楽に親しみを持ち、楽しく体を動かす
・擬音「ピョンピョン」「ドシドシ」などの真似っ子遊びを取り入れる
・保育者と子どもがスキンシップをして、関わりを深める
・「にこにこ」「ピカピカ」など日常の会話の言葉を取り入れて楽しむ
0歳児にとってリズム遊びは、日常的な擬音語に触れる絶好のチャンスです!
お水が「ジャージャー」とか、お日様が「ピカピカ」、笑顔で「にこにこ」など…よく使うものを取り入れて音楽にのせてみても良いですよ。
0歳児が夢中になるリズム遊びのコツとは?
この章では0歳児が夢中になってできるリズム遊びのコツについて紹介します。
・手作りのガラガラ(ヤクルトやR1などの容器にストローを細かく切ったものやビーズを入れたもの)を作り、振って音が鳴るのを楽しむ
・手を叩いたり、身体にタッチしたりして0歳児と触れ合う
・「かえるの合唱」に合わせて、かえるのまねっこ遊びをする
・音楽に合わせて行進、音が止まったらストップのリズム遊びをする
・「きらきら」と手を振ったり、「ぐるぐる」と大きく手を回したり腕で踊れるものがおすすめです
0歳児が分かりやすいのは、歌に合わせてまねっこをしたり繰り返しの動きをしたりすること。
動物や生き物のまねっこ遊びでもいいし、ガラガラのおもちゃを振って遊ぶのも楽しんでくれます!
0歳児だと月齢によってお座りしかできない子もいますよね…。
そこで腕を「キラキラ」と動かしたり「ぐるぐる」と大きい動きを取り入れたりするだけでもやりやすいです。
リズム遊びはただ踊るだけでなく、室内遊びに伸び伸びと遊べるように動きを取り入れることができます。
腕や足を使った動きも、体操のような役割があるのでおすすめですよ。
親後さん、保育士さんも子どもと一緒に踊って、子どもが楽しめるよう援助してくださいね!
私は娘が0歳8ヶ月の時、ガラガラを乳酸菌飲料の小さなペットボトルで作り、一緒に音楽に合わせて振って遊びました。
その後もしばらく娘はガラガラのおもちゃで遊ぶようになりました。
リズム遊びを覚えてから娘はテレビから聞こえる音楽にも敏感に反応するようになった気がします。
11ヶ月になったら、だんだん身体も動かせるようになってくるので、「カエルの合唱」に合わせてピョンピョンとカエルのまねをして遊びました。
教えるのも簡単だし、完璧に子どもができなくても「音楽に合わせて楽しむ」だけでOK!
生き生きとした表情だったのでよかったな~と思いました。
0歳児におすすめのリズム遊び3曲!
この章では親御さん、保育士さんにおすすめしたいリズム遊び3曲を紹介します。
1.おいもの天ぷら
お芋の天ぷらになりきって、子どもと触れ合える曲。
「お芋の天ぷらちー!」「お芋を切って、粉付けて…」と歌詞に合わせて子どもを切ったりくすぐったりして楽しめます。
「最後は天ぷらを食べますよ~」とくすぐって楽しむことができるのでおすすめです。
0歳児だとあまり動けない月齢の子どもも多いので、親御さん、保育士さんが積極的に動いてリズム遊びをするのがいいですね!
2.どんぐりころころ
「どんぐりころころ、どんぐりこ」と有名な歌に合わせて腕をぐるぐる回すダンスが楽しいです。
小さなタンバリンを取り入れても、リズム遊びが楽しくできるかも…。
「どじょうが出てきてこんにちは」という歌詞で、親御さん、保育士さんと子どもが手をぎゅっと握り合うのもいいかもしれませんね。
ゆっくりとした歌なので0歳児でも簡単にリズム遊びができます。
月齢の小さな8ヶ月位の時、娘と一緒にやってみました!
まだお座りしかできませんでしたが、手をぐるぐるするのを一緒にやってみると笑顔で楽しんでいました。
親御さん、保育士さんも手を取ってやってあげると、やりやすいかもしれないですね。
3.森のくまさん
「ある日森の中~♪くまさんに出会った」とリズミカルな曲調が可愛いです。
私の娘は自宅にあるキーボードでよくこの曲を聴いています。
音楽がなりだすと腕を上下に振って、元気にダンスしてくれますよ。
リズム遊びにするならママや保育士さんと一緒に、ガラガラのおもちゃを鳴らしながら楽しむことができます。
歌に合わせてマラカスのように、ガラガラを振り振りできますね(笑)
0歳児とのリズム遊びの注意点
0歳児のリズム遊びの注意点は下記になります。
・無理なくできる範囲の動きで考える
・テンポの速い曲はついていけないので、ゆったりとした曲を選ぶ
・「どんぐり」や「お芋」など身近な題材のものがおすすめ
・親御さんや保育士さんも一緒に踊れる簡単な踊りにする
・お座りの子どもなど月齢に合わせた動きにする
など子どもの様子をよく観察して、楽しくできそうなリズム遊びをイメージしてみましょう!
まとめ
この記事では0歳児が楽しめそうなリズム遊びの曲3選と、その他リズム遊びが楽しくできるようコツや注意点などを紹介しました。
パパさん、ママさん、保育士さんはイメージが掴めましたでしょうか?
下記に要点をまとめましたので改めて確認してみて下さい。
・食べ物や植物、動物など身近なものを題材にして遊ぶ
・歌や曲に合わせて踊れるものがおすすめ
・手を「キラキラ」させたり「ぐるぐる」させたり、単純で簡単な動きを取り入れると良い
・親御さん、保育士さんも子どもが一緒にできるよう援助する
・テンポが速すぎないように、ゆったりとした歌や曲がおすすめ
・ガラガラのおもちゃやタンバリンを使ったり、振ったり叩いたりする動きを取り入れる
・「おいもの天ぷら」「どんぐりころころ」「森のクマさん」が選曲としておススメ!
などを参考に、是非お家や保育園の活動に取り入れてみてくださいね。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。