保育園で11月ならではの活動を取り入れる時、0歳児ではどのようなものにしようか保育士さんは悩みますよね?
11月ならではの活動ってなんだろう?と考えた時、私も悩んでしまうと思います(笑)
肌寒くなってくる季節、体調管理に気を付けながらも、戸外活動は楽しみたいところ…。
保育士さんは毎月、毎週季節に合わせた活動を取り入れないといけないので大変ですよね!
そこで、0歳児の11月ならではの活動も取り入れつつ、週案の書き方についても紹介していきます。
保育士さんが、11月の週案を書く時に少しでも参考になればと思います!
週案の書き方について解説
この章では週案に入れる11月の活動について、紹介をしていきます。
11月は季節の変わり目。
寒さで鼻水が出てきたり、体調を崩す子どもも多くなる時期です。
また、徐々に園生活にも慣れてきて、それぞれの子どもが保育者や友達との関わりを持つことが多くなってきます。
週案を書くにあたり、まずは週の”ねらい”を書いていきましょう。
【週のねらいの例】
・季節の変わり目なので体調管理に気を付けて、元気よく過ごす
・喃語や指差しなどが出てくるので自分の気持ちを受けとめてもらい、安心して過ごす
・友達や保育者と過ごし、オモチャなどを使って伸び伸びと遊ぶ
私の娘は生後8か月~11か月になると「ああー、お」と発語したり、指差しをして欲求を訴えてくるようになりました。
同じような子どもがいる場合は、徐々に保育士さんにも慣れてきている時期だと思います。
自分の欲求を伝えられるようになったり、保育者との関わりが深くなってきたりという子どもの様子が想像できます。
他にも11月は肌寒くなってくる時期なので、衣類で体調管理に留意しましょう。
子どもの体調をよく観察し、元気に過ごせるような”ねらい”を定めると良いでしょう。
私の場合は幼稚園ですが、幼稚園の先生でも週案があります。
まずは、その週のねらいについて決めます。
ねらいに沿った活動を取り入れたり、子どもの成長を予測しながら書くことが多いです。
活動例の書き方を解説
週の”ねらい”を決めたら次は活動の内容について詳しく書いていきます。
そこで、この章では週案に書く「週の活動」の書き方について解説していきます。
【主な週の活動例】
・戸外で外の空気を感じる機会を作り、衣類などで体温調整しながら過ごす。
風邪を引いたり、鼻水が出てきたり…。
11月は、肌寒くなってきて体調不良が多くなる時期です。
衣類や室温調節で健康管理ができるよう保育者が援助しながら過ごしましょう!
・保育者とスキンシップを図り楽しく、室内遊びや園生活を安心して過ごす。
保育者との関わりは園生活でとても重要なことです。
手遊びや室内遊びで子どもとスキンシップを取り、安心して過ごせるよう心がけましょう。
0歳児の子どもは親から離れて慣れるまで、とても時間がかかります。
そこで、子どものオムツ替えの時に「きれいになったね~」と声を掛けてあげたり、室内遊びで「上手だね~」と声を掛けて積極的に関わりましょう。
・ハイハイやつたえ歩きなどで身体を動かし移動しようとする
ハイハイやつたえ歩きによって、身体を動かし移動して元気に過ごしましょう。
室内でハイハイやつたえ歩きをするだけで、体力も沢山使いますし元気よく過ごせるでしょう。
・保育者との手つなぎや手遊びで触れ合い関わりを深める
保育者との関わりの中で手繋ぎで散歩をしたり、手遊びで関わったりします。
・喃語や指差しなどの欲求で保育者に伝えようとする
子どもによっては「あっち、ここ」とか指差しでミルクが飲みたいなど意思を伝えられるようになりますね。
少しずつ欲求を伝えて、それに応えてくれる人がいるという安心感を得られるようになるでしょう。
欲求を受け止めてもらえるというのは、園生活を快適に過ごすということに繋がるので、とても大切なことです。
活動の内容は具体的に書くように心がけましょう。
「どのような活動」をして「どのような成長を援助する」のかを明確に書いていきます。
保育園では「保育者との信頼関係」を深めるために、スキンシップや遊びを通して「安心できる環境」作りが大切ですね。
まとめ
この記事では11月の週案についての書き方や具体例についてまとめてきました。
0歳児のお子さんを担任に持つ保育士さんに参考になって頂けたらと思います。
下記に分かりやすく、この記事についてのポイントをまとめました。
・週案を書く時は週の”ねらい”について書こう
・生活面、保育面、養護などの様々な面からねらいを書いてみよう
・子どもの成長に合わせて、活動内容を考えよう
・保育者や友達との関わりを持つことを大切にしよう
・安心して園生活を過ごせるように、週の内容について検討しよう
・活動内容は具体的に、分かりやすく書いていこう
などを参考にして週案を書いてみてくださいね!
忙しい日々を送る0歳児の保育士さん、大変ですがお子さんの成長のために頑張って下さいね!
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。