劇遊びって奥が深いし、先生も子供達も楽しめないと正直練習がキツい…。
そんなお悩みを抱えている保育士さん、幼稚園の先生は多いのではないでしょうか?
劇遊びをするのにオススメのオペレッタを知っていれば凄く助かりますよね?
私は現役で幼稚園の先生をしているのですが、「過去2年間で行ったオペレッタは使えない」という幼稚園独特の縛りがあります(笑)
ですので、過去2年の作品に被らずに、さらに自分が好きで楽しそうな作品を探すのは至難の業。
そこで保育士さんや幼稚園の先生でも、困らずにオペレッタの一覧を見て劇を決められるようにしました!
ぜひ参考に、劇遊びを楽しんでみてくださいね。
劇遊びで試してほしいオペレッタ一覧
この章では、幼稚園の先生や保育士さんに是非とも試してほしい!
というオペレッタを一覧にしてみました。
補足も付けておすすめポイントを紹介します。
1.まほうよりもすごいもの
「魔法の呪文で何でも作る~スープだほい!」という魔女の掛け声で魔法のおいしいスープを作るお話。
先輩の先生が劇遊びで採用していて、魔女の女の子が元気で動物と会話する様子がとても可愛かったですよ。
キツネやクマなど登場人物も多いので飽きずに見ることができます。
2.ありがとうにありがとう
クマが主人公で、森の動物達とのやり取りがほっこりするお話。
「ありがとう」という言葉を中心に、ありがとうがどんどん繋がっていって優しい気持ちが生まれます。
3.ひらけゴマ、アリババの盗賊
アニメーション的な要素の強いお話ですが、盗賊の怪しい様子を表現しながら楽しめますよ。
盗賊が現れる怖いシーンや魔法の力を持つ女性も登場してきて、年中さんや年長さんでも面白いですね。
ダンスがちょっと難しめでも楽しめそうな話です。
4.てぶくろ
絵本も可愛らしいイラストで有名なお話。
「食いしん坊ねずみ」など手袋に集まる動物を、子どもが自由に表現できますね。
オオカミが現れて食べられそうなシーンでは「静かに…」と手袋に隠れる様子が面白いです。
5.むしむしろっくんパーティ
冒頭は虫たちが隠れていて、バッタがギターを弾くシーンから始まります。
明るくて元気な歌が多いので、子どもも飽きずに楽しめます。
私も聞いたことのあるオペレッタですが、ちょうちょやカブトムシと繰り返し歌を歌うシーンが面白いです。
6.OH!カンフーマスター
カンフーマスターをする術を繰り返すだけですが、ダンス要素が強く面白いです。
歌がコミカルなのでちょっとお兄さん、お姉さんの年長さんでも楽しそう。
7.ながぐつをはいたねこ
4、5歳でもストーリ性があり面白いお話。
ながぐつをはいた猫がカラバと出会ったり、王様やお姫様との出会いが楽しめます。
先輩の先生がやっていた劇で、村人の歌が明るくて面白いのと大魔王の強そうな歌が面白いですよ。
「これから始まる物語~♪」というフィナーレの曲が好きでした!
8.おつかい
1、2歳の小さな子でも可愛いくシンプルな歌が魅力的ですよ。
9.ねずみの嫁入り
ねずみの嫁入りまでお婿さん探しに大忙し。
ドタバタしながらも劇が楽しく進んでいきます。
「ああでもない、こうでもない!」とお婿さん探しは激闘します。
ほっこりする話ながらも展開が早いので、最後まで飽きずに楽しめるオペレッタです。
10.たこやきマントマン
赤や青、黄色などマントマンがカラフルで面白い。
南の島での歌もゆったり軽快な様子が楽しめます。
先輩の先生がやっていた劇はとても面白いストーリーであっという間に終わってしまった印象があります。
11.ありんこのアリー
とにかくアリが可愛くて、食べ物を運ぶシーンは自由に伸び伸びと表現できます。
力を合わせてお菓子を運ぶ様子も、心温まるシーンです。
12.たべたい!びっくりケーキ
大道具の大きなケーキが印象的なお話。
登場人物がケーキを中心に繋がっていくお話が面白いです。
13.ブレーメンの音楽隊
音楽隊の部員がたくさん集まって、得意な楽器を弾きます。
音楽隊の奏でる演奏に、心が奪われるお話。
それぞれの登場人物の衣装が、カラフルで工夫できそうな要素が詰まっています。
14.なかよし!おえかきクッキング
お絵描きクッキングで沢山のおいしそうな料理が出来上がります。
どんな料理ができるかワクワクしながら見られるので、見ごたえのある内容です。
年少さんでやっていた先輩がいましたが、最後にお絵描きをしながら料理していくシーンが想像力豊かで楽しかったです。
登場する子達が会話を楽しみながら、料理するシーンは躍動感があって面白いなと感心しました。
オペレッタのどこに注目して選ぶとよいのか?
オペレッタと言っても沢山の作品があるので選べない…。
という悩みがあると思います。
ココではそんな悩みが解消できるポイントを紹介していきますので作品の選別に活用して下さい。
・先生が気に入るお話か
・歌の振り付けのイメージが湧きやすいか
・子ども達やクラスの雰囲気にあった内容か
・衣装や小道具、大道具が思いつくものか
・作品の世界観を表現し、劇遊びの楽しさを広げられるか
など衣装や内容、クラスに合っているかを十分に吟味して決めるようにしましょうね!
まとめ
この記事では幼稚園の先生や保育士さんがオペレッタ選びが少しでも楽になるように一覧とオペレッタ選びのポイントを紹介しました。
下記に今回の記事のポイントをまとめましたので改めて確認してみて下さい。
・動物や登場人物のキャラクターに注目し、クラスに合った物を選ぼう
・歌の振り付けがイメージしやすいものにしよう
・先生も歌やダンス、お話の内容が気に入るものにしよう
・衣装や道具などイメージが湧きやすい物を選ぼう
・子ども自身が伸び伸びと表現できる内容を選ぼう
などポイントを押さえてクラスに合った作品を探してみてくださいね。
保育士さん、幼稚園の先生、今回ご紹介したオペレッタ一覧を参考にして是非楽しい劇をしてください。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。