出産前にお七夜の準備をする段階で、当日は何処で「お七夜」を行うか悩む人もいると思います。
夫婦の家なのか?それともママの実家なのか?それとも嫁ぎ先の家なのか?
一般的には里帰り出産をしている場合は奥さんの実家で、里帰り出産をしていない場合は夫婦の家でお祝いを行うことが多いようです。
そこで、今回は「お七夜を行う場所」をテーマにして
・お七夜とは?
・お七夜はどちらの家でするもの?
・お七夜は夫婦の家で行うのはダメなの?
・お七夜は外食で行うのは避けるべき!
・お七夜では何をするの?一連の流れは?
について詳しくまとめましたのでご紹介します。
お七夜とは?
先ずは「お七夜」とは何なのか?から説明していきます。
お七夜は、赤ちゃんが生まれて七日目の夜を無事に迎えられたこと、これからの成長を願いお祝いする日とされています。
始まりは平安時代で、当時は栄養面、健康面などが原因で生まれて七日目まで無事に生きられない赤ちゃんが多かったことから七日目を区切りにお祝いされてきたと言われています。
お七夜はどちらの家でするもの?
基本的にどちらの家でも特に問題はないと言われています。
昔は嫁ぎ先の家で祖父母が内孫をお披露目するという風習もあったようですが、両親と同居する家族も減ってきたことから最近ではどちらの家でお祝いをするという決まりは特にないようです。
里帰り出産をしている場合は奥さんの実家で旦那さんのご両親を招待してお祝いをすることが多いようですね。
遠方に住んでいたり、都合が合わずで招待ができない場合などは、最近ではビデオ通話などで赤ちゃんの様子を見せるだけというスタイルも増えているようです。
お七夜は夫婦の家で行うのはダメなの?
お祝いを夫婦の家で行うことに問題は特にありません。
お祝いをする場所に決まりはないので、産後の奥さんの体調や赤ちゃんの機嫌によって場所を決めてもいいかもしれませんね。
夫婦の家で行う場合は奥さんに負担がかからないよう、ご両親にお手伝いに来てもらうなど事前に両家のご両親としっかり話し合っておくことをおすすめします。
お七夜は外食で行うのは避けるべき!
産後間もない奥さんと、生後間もない赤ちゃんはまだ体調が万全ではありませんし、免疫力も低い状態です。
お七夜のお祝いを外食で行うのは奥さんの負担にもならず楽に感じられますが、外出はまだ赤ちゃんには危険なのでお祝いを外食で行うのは避けた方がよいでしょう。
奥さんと赤ちゃんがゆったりと安心して過ごせる場所を選ぶことがポイントです。
お七夜では何をするの?一連の流れは?
お七夜は赤ちゃんの命名式を行い、お祝いに参加して頂いた皆さんにお祝い膳をふるまいます。
命名式はお祝いに参加していただいた方の中で一番年齢が高い方に命名書に赤ちゃんの名前を書いてもらうのが昔からのしきたりになっていますが、最近では祖父母や、赤ちゃんのお父さんが書くパターンが多くなっているようです。
お祝い膳は、鯛、お赤飯、お吸い物をふるまったりします。
ですが、産後間もない奥さんが料理をするのは体力的、精神的に負担になるので、仕出し料理を頼んだり、両家のご両親にお願いしたりしましょう。
お祝い膳をふるまった後は、赤ちゃんと記念撮影を撮ったり、赤ちゃんの足形や手形を残すなど赤ちゃんとの時間を楽しみましょう。
あまり長時間になると赤ちゃんも奥さんも疲れてしまうので様子を見ながら休憩をはさんで過ごしましょう。
まとめ
今回はお七夜をお祝いする場所と、一連の流れについてご紹介しました。
昔と違って今はこうでないとダメという決まりはありません。
奥さんと赤ちゃんのことを一番に考えてゆったり過ごせる場所を選んで行うのが一番良いと思います。
産後間もない奥さんにはサポートが必要です。
出産前に余裕を持って夫婦、両家のご両親としっかりとお七夜について話し合って料理や、場所などを決めておくことをおすすめします。
お祝い膳も一応の決まりはありますが、夫婦、お互いのご両親がお祝い膳に拘らないのであれば、好きな料理をテイクアウトしたり、仕出し料理を頼んだりと自由な感じで用意するのも良いと思います。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。