「ギシギシ」という名前の野草を知っていますか?
ギシギシとは日本全土に生えている多年草で、
根が太く、40~120センチ前後の、背の高い雑草です。
名前は知らなくても、道端や公園、畑など、
特に湿ったところに生えていることが多く、
誰もがきっと、色々なところで目にしたことがあると思います。
ちょっと、ホウレンソウっぽい野草です。
そんな、ギシギシですが、
実は、食べられる野草だって知っていましたか?
年中どこにでもあって、食べられるとなると、
なんだか、このギシギシが少し気になりますよね。
ここでは、ギシギシを食べてみたいなぁという人に、
ギシギシの特徴や、美味しい食べ方をご紹介していきたいと思います☆
ギシギシの特徴と見分け方
野草って、たくさんありますよね。
ギシギシは色々なところに年中生えているので、
きっと、見かけることも多いと思います。
実はギシギシに似た野草で、スイバという雑草もあるんです。
ギシギシはスイバと間違いやすいので、要注意!
スイバと比較してみると、
ギシギシの葉の特徴と見分け方は、3つありますよ。
さっそく見ていきましょう☆
1.葉の裏は網の目
ギシギシの葉の裏側は、しっかりとした、網の目のようになっています。
スイバはすっきりとした葉脈が通っているので、
比較してみると分かりやすいです。
2.葉の根元がとがっていない
次に根元に注目してみて下さい。
ギシギシの葉の根元は、とがっていません。
それに対して、スイバの葉の根元は矢じり型になっています。
根元も、比較してみると、分かりやすいですよ。
3.葉柄は、少しだけへこんでいる
こちらは表現が少し難しいのですが、
しっかりくぼみがある方がスイバで、
少しだけへこんでいる方が、ギシギシになります。
ギシギシとスイバは間違いやすいのですが、
ギシギシの方が葉もひとまわり大きく、波打っています。
2つを並べて比べてみると、
実は一目瞭然で、分かりやすいかもしれません♪
ギシギシの栄養や効能
では、食べられるギシギシには、
いったいどんな栄養や効能があるのでしょう?
野草の栄養や効能…なんだか、気になりますよね。
実は「身近な薬草」と呼ばれていて、
このような、健康に嬉しい効果や効能もあるみたいですよ☆
・便秘改善
・にきびなど、皮膚病の緩和
・止血作用
・殺菌作用
・滋養強壮
・耳痛の緩和 など
これだけみても、かなり効果があります。
とくに皮膚病には高い効果があるようですよ。
とても栄養が豊富!という野草ではありませんが、
健康への効果や効能は、たくさんあるんですね☆
ギシギシの美味しい食べ方
最後に、ギシギシを食べてみたい人に、
美味しく食べる方法を、ご紹介したいと思います。
美味しく食べるには、下準備が大事☆
ぜひ、この下準備も参考にして下さいね。
年中見られるギシギシですが、実は収穫時期があるんです!
それは、11月から4月ごろ。
まずは、葉の根元にある薄い膜の部分を、
ハサミなどでカットして収穫します。
ここで注意したいのが、シュウ酸を抜くこと!
シュウ酸には毒性があるので、塩水で茹でてアク抜きをして下さいね。
美味しく食べるポイントとしては、
ギシギシのぬめりを生かした料理が、おススメ☆
酢味噌とあえたり、おひたしにしたり…。
味は、少し酸味があり酸っぱいので、
おひたしなどにすると、さっぱり食べれるおススメの調理のようです。
まとめ
ここでは、食べられる野草、
ギシギシについて、ご紹介してきました。
ホウレンソウに似ている、どこでも見かける雑草。
たぶん、あなたが思っている雑草がギシギシの可能性は、
とっても高いです☆
どこでも生えていて、
身体にも良いなんて、すごい野草ですよね!
以前から、食べてみたくて気になっていた人も、
この記事を読んで、ちょっと興味をもった人も…
ぜひいまの時期は、ちょうど収穫時期でもあるので、
美味しく調理して、ぜひ食べてみて下さいね☆
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。