自宅で唐揚げパーティーを開催した際に発見した、最適な下味の時間と方法をご紹介します。
簡単なレシピとともに、あなたも是非試してみてください。
普段、冷凍の唐揚げを好んで食べていますが（味の素のやわらか若鶏から揚げがお気に入り）、自分で味付けをしてじっくりと漬け込んで揚げてみたところ、想像を超えるおいしさとジューシーさに感激しました。
こんなにも美味しい唐揚げを自分で作れるなんて、自画自賛ですが本当に感動しました。
この美味しさに、すぐに「第2回唐揚げパーティー」を開催することになりました。
さて、理想的な下味の時間について見てみましょう。
一晩漬け込みでの下味は問題なし？
この記事を読んでくれたあなたはきっと、「唐揚げの下味を一晩漬けてもいいのかな？」と考えているはずです。
そこで、その疑問に対する答えを先にお伝えします。
結論としては、濃厚な味わいを好むなら、一晩漬け込んでしまっても全く問題ありません。
個人的には、味がしっかりしている方が「唐揚げを食べてるな」と実感できますし、その結果、ご飯やお酒の消費もぐっと進むんです。
ただ、一晩漬け込む際には注意すべきことが2つあります…
１．一日中漬け込むのは避けよう
さっき、一晩漬け込んでも大丈夫だと話しましたが、それは「一晩だけ」が前提です。
24時間もの長い時間漬け込むのは、あまりおすすめしません。
なぜなら、鶏もも肉は思ったよりも早く味が染み込んでしまうんです。
特に、24時間近くも漬け込んでしまうと、食べた時に「しょっぱいな」と感じてしまうことがよくあります。
理想的なのは、夜寝る前に鶏肉をタレにつけておき、朝になったら取り出して調理する方法です。
このやり方なら、ちょうどいい塩梅で味がつき、美味しい唐揚げができあがります。
ただし、長時間タレに漬け込むことのマイナス点は、他にもあります…
2. 長時間漬けると水分が飛び、ジューシーさがなくなる
一日中漬け込んでしまうと、先に話したように味が濃くなるだけではなく、鶏肉から必要な水分が抜けてしまう問題もあります。
これは、唐揚げに不可欠なジューシーさを損ねることにつながります。
長時間漬け込むと、鶏肉の水分が出てしまい、結果として肉が乾燥してしまうのです。
この乾燥は、肉から水分が引き出される浸透圧の影響で起こります。
その結果、食べた時に肉がパサパサになってしまうことがあります。
ですので、ジューシーで美味しい唐揚げを作るには、特に初めて挑戦する方は、「夜に下味をつけて翌朝に調理する」というステップを守ることをおすすめします。
この方法をマスターしたら、次は自分の好みに合わせて漬け込む時間を調整してみてください。
そうすることで、あなただけの特別なレシピを発見できるかもしれません。
ここまでで、鶏肉を下味に漬ける適切な時間がわかったので、次に簡単で美味しい下味の作り方と具体的な手順を見ていきましょう。
絶品！タレと鶏肉の下味付け法
下味付けに必要な材料
■ 鶏もも肉1枚に適した下味材料
・ニンニク：大さじ1
・生姜：大さじ1
・塩と胡椒：適量
・醤油：大さじ3
・料理酒：大さじ2
ジューシーで美味しい唐揚げを作るためには、上記の調味材料が必要です。
これは、およそ350gの鶏もも肉用の量です。
醤油を多く使いすぎると塩辛くなり、鶏肉の自然な甘さやうまみを覆ってしまう可能性があるため、注意が必要です。
ニンニクと生姜に関しては、すりおろしたものを使用することをお勧めします。
すりおろす作業が面倒な場合は、チューブタイプを使用しても、美味しく仕上がります。
ニンニクは鶏肉に深みとピリッとした風味を加え、生姜は鶏肉特有の不快な臭みを消し去る役割を担います。
唐揚げを食べた時の幸福感は、ニンニクの深い風味によるものだと感じる人も多いのではないでしょうか。
次に、下味を付ける手順と、揚げる直前に実践したい小技について詳しく説明します。
唐揚げの下味付けのステップ
■ 下味付けのステップ詳細
１．ジップロックやビニール袋を準備する
２．切った鶏肉と調味料を袋に入れる
３．肉と調味料が均一になるように優しく揉む
４．一晩冷蔵庫で漬けておくと完成！
調味料が準備できたら、下味をつけるのは非常にシンプルです。鶏肉を一口サイズに切り、ジップロックなどの袋に入れ、調味料を加えてから、全体を優しく揉みます。
その後、冷蔵庫に入れて一晩漬け込むだけでOKです。
特に、揚げる直前に鶏肉に水を少し加えて再度揉むと、漬け込み中に出た水分が肉に戻り、さらにジューシーな唐揚げが完成します。
これで、次に唐揚げを作る際もスムーズに調理が進められますね。内容をおさらいして、準備万端で挑みましょう！
唐揚げの完全ガイド：下味から衣まで徹底解説！
■ 下味の基本
【必要な材料（鶏もも肉1枚分）】
・ニンニク：大さじ1
・生姜：大さじ1
・塩、胡椒：少々
・醤油：大さじ3
・料理酒：大さじ2
【手順の概要】
１．適切なサイズのビニール袋を準備する
２．一口サイズに切った鶏肉と調味料を袋に入れる
３.袋の中で鶏肉と調味料を優しく揉み混ぜる
４．そのまま冷蔵庫で一晩置いておく
一晩漬け込むことで十分な味付けが可能ですが、24時間は避けましょう。
タレの材料を覚えてしまえば、下味をつけるのは非常に簡単です。
■ 2度揚げ法のススメ
1.170℃で2分間揚げる
2.一度油から取り出し、5分間休ませる
3.200℃で再び30秒揚げる
料理番組で紹介されていたのと同じ方法です。
2度揚げで外はカリッと、中はジューシーに。
■ 衣の準備と施し方
【材料】
・卵：1個
・片栗粉：40g
・上新粉：10g
【衣のつけ方】
１．片栗粉と上新粉を事前に混ぜ合わせておく
２．卵を溶き、鶏肉を一度くぐらせる
３．準備した粉を鶏肉全体に均一にまぶす
唐揚げの不思議な美味しさには、常に新鮮な驚きがありますね。
この記事では唐揚げを家庭で楽しむすべての人にとって、貴重な情報となることでしょう。
私も自分の記述を参考にしながら、これからも唐揚げ作りを楽しむ予定です。
このガイドをブックマークして、唐揚げ作りをさらに楽しんでください！
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。
