ネジが回らない原因と注意点
20年以上屋外に置いていた自転車をプチレストアした際、最も苦労したのが「固着して全く回らないネジ」でした。
同じように悩んでいる方も多いと思います。
ネジが回らない主な原因は👇
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サビによる固着
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汚れや油分の固着
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長期間の使用で金属同士が密着
このときに大切なのは 無理に回さないこと です。
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力任せに回すとネジ山が潰れる
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ネジ自体が折れる
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工具が滑ってケガをする
また、ドライバーやレンチのサイズが合っていないと失敗のもと。必ず適切な工具を選びましょう。
クレ556で解決!基本的な使い方
ネジが回らない時の定番アイテムが KURE CRC 5-56(クレ556) です。
クレ556の特徴
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潤滑効果で摩擦を軽減
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サビ取り&防錆効果
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細かい隙間にも浸透
正しい使い方
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固着したネジの根元にスプレー
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すぐに回そうとせず、浸透するまで待つ
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ネジ周辺を軽く叩く(ゴムハンマー推奨)
👉 私も自転車の固着ネジにクレ556を吹きかけ、布を挟んで軽く叩いたところ、徐々に緩んでいく手応えを感じました。
クレ556の効果が出るまでの放置時間
検索でも多く調べられているのが「どのくらい放置すればいいのか?」という点です。
放置時間の目安
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5〜10分:軽い固着なら十分
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30分〜半日:サビが進んでいる場合に効果的
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一晩〜数日:頑固な固着には根気よく
私の体験談
屋外に20年以上置いていた自転車のネジは、10分や30分ではびくともしませんでした。
しかし 1日1回クレ556を吹きかけ、3日間繰り返したところ、ようやく外すことができた のです。
体験からも「時間をかけて浸透させること」が非常に効果的だと実感しました。
放置時間別の効果比較表
放置時間 | 向いているケース | 成功率の目安 |
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5〜10分 | 軽度の固着 | ★★★☆☆ |
30分〜半日 | 中程度のサビ・固着 | ★★★★☆ |
一晩〜数日 | 頑固なサビ・長年放置 | ★★★★★ |
シーン別!クレ556の活用例
自転車のサビついたネジ
屋外保管でサビついたネジも、クレ556で解消できました。メンテナンスの第一歩におすすめです。
車のボルトやパーツ
下回りやエンジン周辺のボルト固着にも効果的。ただし火気厳禁に注意してください。
家具や屋外器具のネジ
屋外テーブルやDIY家具などの固着ネジもスムーズに外せます。
クレ556でもダメな時のプロの裏技
私の自転車には「クレ556を3日続けても全く動かないネジ」もありました。
そのとき試したのが WAKO’S ラスペネ です。
ラスペネの特徴
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浸透力が非常に高い
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プロの整備士も使用
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クレ556でも効かない頑固な固着に有効
私の体験談
ラスペネを吹きかけ、半日ほど置いてから再挑戦すると、今まで全く動かなかったネジがスルッと回りました。
「やはりプロ仕様は違う」と実感できる瞬間でした。
まとめ
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ネジが回らない原因はサビや固着。無理に回さないことが大切
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まずはクレ556を試し、放置時間を5分〜数日まで段階的に調整
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私の体験でも、3日間毎日吹きかけ続けた結果、固着ネジを外すことに成功
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それでもダメならラスペネなどプロ用潤滑剤を検討
👉 正しい方法と少しの根気で、固着ネジも外れる可能性が格段に高まります。