暑い夏の時期、屋外に車を駐車していると車内がとんでもない暑さになっていて困りますよね?
時間に余裕があれば窓やドアを全開にして暫く待ってから乗れば良いのですが、時間に余裕が無い時はエアコンが効きだすまで我慢してそのまま乗ってしまっている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は一瞬に、そして簡単に車内の温度を下げて外気温と同じにする方法を紹介します。
この方法を行えば高温の車内に我慢して乗る必要がなくなりますので是非参考にして下さい!
夏の車内温度は何度になるの?
まず知っておいて欲しいのが夏に屋外に車を駐車した時の車内の温度です。
ここ数年は真夏の最高気温は35度があたりまえになっていますが、そんな日の車内の温度はなんと50度越えです。
温度差15度もあります。
ただでさえ外は茹だる様な暑さなのに車の中はそれ以上の暑さなのです。
夏の車内の温度を早く下げる方法
それでは本題に入ります!
夏に屋外に駐車していて車内が高温になってしまっている車の車内温度を一瞬にして外気温と同じまでに下げる方法を紹介します。
外気温が35度、車内温度が50度、温度差15度を一瞬にして同じ温度にしてしまう方法です。
時間に余裕が無い場合でも出来る方法なので是非実践して下さい!
1.運転席と対角線上にある後部座席の窓を全開にする。(下の画像を参照)
もし後部座席の窓が全開にならない車の場合にはドアを開ける。
2.運転席側のドアを5~6回開け閉めを繰り返して下さい。
3.以上です。
以上って!? それだけ? と思うかもしれませんがそれだけです。
これだけで車内温度は外気温と同じになります!
理由としては運転席のドアを開け閉めすることにより外気を取り入れます。
運転席のドアを開け閉めすることで対角線上の後部座席の窓から車内の高温の空気を押し出してしまうので一瞬にして車内の温度が外の温度と同じになるという訳です。
※ドアの開け閉めで注意してほしいのが強くバタバタと閉める必要はありません!
正確に言えば完全にドアを閉める必要はなくドアが閉まる前の所で止める感じ、ドアを仰ぐ感じで良いです。
夏の車内の温度を上げない対策
夏の暑くなった車内の温度を一瞬にして下げる方法が分かったのは良いのですが、そもそも車内の温度を上げないようにする対策も必要だと思います。
ココでは夏場に車内温度を上げないようにするにはどの様な対策があるのか紹介します。
1.駐車をする際になるべく日が当たらない所に駐車する。
当たり前のことですが結構これをしていない人いますよね?
お出かけ先で駐車する時は注意して日陰の駐車スペースを探してみて下さい。
2.窓を少しだけでも開けておく。
防犯上のことがありますから車から離れる場合にはしっかりと窓を閉める必要がありますが、車の近くで過ごす場合などは車内温度が上がらない暑い空気が籠らないよう窓を開けておきましょう。
3.窓ガラスに断熱フィルムを貼る。
多くの車が後部座席の窓とリアウィンドウにフィルムを貼っていると思います。
更にですが運転席と助手席側の窓に透明(クリア)の断熱フィルムを貼ることをおすすめします。
断熱とUVカットの効果が得られるフィルムがありますので日焼けを気にされる方にもおすすめです。
色の入ったフィルムを貼ってしまうと道路交通法上違反になりますので透明のクリアフィルムを貼るようにして下さい。
4.サンシェイドを活用する。
車を駐車する際にいちいちサンシェイドを置くのは面倒だと思うかもしれませんがサンシェイドはバカにできません!
太陽の日差しが真正面から車に当たった場合、車内温度は50度越えになりますがダッシュボード周りに限るとなんと70度にもなるそうです。
サンシェードを使うことで日差しを遮断することができますしダッシュボードの劣化を防ぐこともできます。
またハンドルが熱くて握れないなんてことも避けることができます。
夏の車内の温度を下げる効果的なエアコンの使い方
高温になっていた車内の温度を外気温と同じにして車に乗り込みエアコンを点けて運転する訳ですが、エアコンの効きを効率的に早くする方法があります。
エアコンの効きを早くした方が身体も楽ですし車の燃費的にも良いですから是非取り入れて下さい。
1.車の窓は車内の暖かい空気を逃がすよう少し開けて下さい。
エアコンを点けている意味が無くなりますから窓を全開にする必要はありません!
2.車を走りはじめて最初の内はエアコンは「外気導入」にして空気の循環を良くしどんどん車内の暖まった空気を逃がしましょう。
3.車内温度が下がりだしたら窓は閉めて下さい。
4.窓を閉めたらエアコンを「内気循環」に切り替えて下さい。
内気循環に切り替えることで今度は冷たい空気を外に逃がさないようにします。
夏の車内温度を下げるスプレー対策の危険性
最近では車内の温度を下げる冷却スプレーが販売されています。
スプレーの保管場所が家の中で車に乗る前に使用してまた家の中で保管するのであれば良いのですが、外出先でも使えるようにと車内に保管することは非常に危険です。
スプレーはガスで噴射します。
夏場で車内温度が50度以上の高温になる所にガスが入っているスプレーを置いていたらどうなるか想像ができると思います。
スプレーが破裂、爆発してしまったら車は破損しますし人が乗っていたら大怪我をする恐れがあります。
絶対に車内に冷却スプレーを保管することは止めて下さい。
まとめ
夏の車内の温度を下げる方法と対策などを紹介しました。
ドアの開け閉め方法は本当に一瞬で車内温度を下げることができます。
普段のドアの開け閉めと変わらないことなので女性でもこの方法なら何ら問題なくできるのが嬉しいですね!
また、今回紹介した車の暑さ対策を取り入れることで何も対策無しに真夏の炎天下の下に車を駐車しておくより遥かに車内温度を上げずに済みますから是非実践して頂けたらと思います。
車に関する記事を他にも書いていますので是非、下記からお読み頂けたらと思います。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。