0歳児を担任する保育士さんは、毎日子どもの成長に感動し失敗や成功を重ねて奮闘しているに違いありません!
保育士さんは日案、月案と毎日のように子どもに接するに当たって、指導計画を作って日々接していますよね。
そこで10月の保育をするにあたり、個人の案の書き方についてポイントを紹介します。
10月ならではの季節感のある活動も取り入れて、楽しい保育ができるようになるでしょう。
私は実は娘がいて、早くも1歳になります。
幼稚園の先生という保育関係の仕事をしていますが、実際に子育てをしてみないと分からない0歳児の特徴についても知ることができました。
「0歳児ってこんな所があるんだ」
「0歳児ってこんな部分が成長するのか…」という経験がたくさんです(笑)
是非、私の経験も含めて10月の個人案の書き方を参考にしてくださいね。
10月、季節に合わせた「ねらい」を明確に書こう
この章では、10月という季節に合わせて個人案が書けるようポイントを紹介します。
子どもの様子を観察し、その様子に合わせた「ねらい」について例文を挙げます。
ここでは「養護(生活)、教育、遊び」の3点のねらいを書きました。
【養護(生活)のねらい】
・オムツが濡れたり汚れたりする不快感から、オムツを替えてもらう心地よさを感じる
・朝夕の気温差が大きいので、服装で体温を調整して健康に過ごせるようにする
【教育のねらい】
・秋ならではの落ち葉や草花に触れ、戸外で伸び伸びと遊ぶ
・保育者や友達と関わり、身体を動かして遊ぶことを楽しむ
・保育者とのかかわりを深め、指差しや喃語で伝えたいことを伝えようとする
【遊びのねらい】
・テラスや庭に出て、葉っぱや草木を触ってみる
・ハイハイ、伝え歩きなどそれぞれの歩き方で体を動かし遊ぶ
・友達と同じ空間で遊ぶことをよろこぶ
秋という少し肌寒くなってくる季節なので、衣類での体温調整や健康面の配慮も必要ですね。
さらに戸外遊びとして遠足やお散歩が増える傾向にあるので、落ち葉や草木で秋の訪れを感じてみてもいいですね!
私の娘が0歳の時は、公園の落ち葉の上で遊びました(笑)
公園の秋の匂いや落ち葉のガサガサする音、黄色や赤の落ち葉の色合いに親しむことができてとても良い経験ですよ。
落ち葉の触った感触やカサカサと音がする、という五感も刺激されていいですね!
また、朝夕は冷えるので衣類や室温で体調を整えることも大切ですね!
健康面においても、私は娘と出かける時は上着を持ち歩きます。
10月は肌寒い日が多いので、体温調整しやすいような衣類に気を付けると良いでしょう。
10月・0歳児の個人案での配慮とその書き方
この章では10月ならではの活動ができるような配慮、個人案の書き方を紹介します。
特に「情緒、食事、遊び」に注目して書くと書きやすいですよ。
【情緒】
・保育者と一緒に過ごす安心感の中で、穏やかに玩具や遊具で遊べるようになる
・友達との関わりを通して、共に遊べる楽しさを感じる
【食事】
・手づかみ食べやフォークを使って食べることで、食事への意欲が高まる
・野菜や果物、穀物など色々な味わいがあることを知る
【遊び】
・テラスや庭で遊ぶことで、気温の変化に気づくと共に落ち葉に触れてみる
・室内遊び通し友達や保育者との関わりをよろこぶ
10月と言えば秋なので、外遊びの落ち葉などで秋のおとずれを感じてみてもいいですね!
また、保育者や友達との関わりを通して「安心や信頼感」を感じながら接する機会も大切ですね。
10月ならではの季節感のある活動を取り入れよう
この章では10月ならではの季節感のある活動を紹介します。
1.落ち葉や枯れ木、草花の様子を五感で感じよう
保育園の園庭があれば、草木の枯れ葉で遊ぶことができますね。
落ち葉が黄色や茶色、赤色など色付いているのを観察する。
草花が枯れているのを見て、10月の秋を感じ取ることができます。
娘と公園に行ったとき、いちょうの葉っぱや落ち葉を拾ってシャカシャカと音がするのを楽しみました。
2.屋外で秋の気温を感じる
夏の暑さが落ち着いて秋になると気温が下がり屋外に出やすくなりますね。
0歳だと腰座りができれば、テラスや芝生に座ることができます。
気温が涼しくなっている様子も体感しながら遊ぶことができそうです。
私は娘と公園に行くと、必ず葉っぱやどんぐりに触るようにします。
娘はどんぐりが好きなのでコロコロ転がしたり、投げてみたりして遊ぶことができます。
子どもはささやかな物でもオモチャにして、自由に遊ぶことができるのです!
保育士さんも個人案を書く時に、子どもの様子をイメージしてかけると想像が膨らみそうですね。
まとめ
この記事では0歳児の個人案、10月の書き方のポイントなどを紹介しました。
10月の個人案を書く時、どのように書いたら良いか、参考になって頂けたと思います。
下記に今回の記事の要点をまとめましたので改めて確認してみて下さい。
・子どもの成長に合わせて、具体的な「ねらい」を定める
・10月ならではの季節感のある活動を取り入れる
・戸外遊びを取り入れて、秋の様子を感じよう
・個人の食事の様子、遊びの様子に合わせて活動を書こう
・0歳児の能力に合わせて、無理のない活動を設定する
など季節感のある活動も個人案に取り入れてみるといいですよ!
是非、保育士さんは参考にして頂き、10月の個人案について考えてみて下さい。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。