「あぁ〜今年の年長さんの劇、何を題材にしよう・・・」と年長組の担任の先生、保育士さんは毎年3〜4ヶ月前には頭を悩ませますよね・・・!
その気持ち、とてもわかります!!
私も「子ども劇場」と呼ばれるお遊戯会、3ヶ月前には題材を決めて配役や話の流れを構成する・・・。
毎日、悩み苦しんだことをよく覚えています!
そんな学芸会、お遊戯会を控えてとても大切なのは、なんと言っても「題材選び」!ですよね(笑)
年長さんの劇だと、誰を主人公にするのか、誰をどこの配役に置くのか・・・とても重要なポイントです。
特に題材選びを失敗すると、「あのとき違う劇を選べばよかった・・・」と後悔してしまいます!
保育士さんや幼稚園の先生には、「絶対に失敗しない年長さんの劇選び」をしてもらいたい!そう思います。
この記事を参考に、年長さんの先生はお遊戯会の題材選びを見極めてみてくださいね!!
年長組で人気なストーリーと、配役のポイントを押さえよう!
- 恋愛もので行くなら、断然「ディズニー」のストーリーがオススメ!!
明るい歌が多くて、話も有名なので万人に受け入れられやすいですよ。
私の先輩の先生がよくやっていた劇は、
・リトルマーメイド
・美女と野獣
・不思議の国のアリス
・白雪姫と七人の小人
先輩の先生で「不思議の国のアリス」をやっていましたが、劇の背景がトランプのキャラクターだったり、お城があったりと迫力も抜群!!
劇の補助的な役割をしましたが、舞台袖で見てても面白かったですよ!
- 王道で役決めもやりやすい、有名な話なら断然!日本昔話。
話の構成が組みやすく、役柄にも特徴があって主人公だけでなく脇役でも活躍できる「日本昔ばなし」
とにかく、話を作りやすくお遊戯会での衣装も考えやすかったですよ!!
過去に私の職場でもやっていたのは・・・
・さるかに合戦
・浦島太郎
・花咲か爺さん
・桃太郎
・ネズミの嫁入り
・鶴の恩返し
私は「浦島太郎」の劇をしたことがありますが、浦島太郎も面白く演出できますが、脇役の竜宮城の登場人物が面白い!!
魚役やカニ役、竜宮城のお姫様も可愛い役柄にしてみました。
衣装を考えるのが楽しくて、話の構成も作りやすかったので「やってよかったな!」という達成感も大きかったです!
特に、オペレッタやお遊戯会用のCDも豊富にあるので作りやすい印象がありますよ。
- 衣装がカラフルで可愛い!!親御さんを味方にするならギリシャ神話や外国の絵本を題材にしたもの。
衣装を考えるときに、ヨーロッパやアメリカ風のカラフルで可愛いものを選べて楽しいですよ!
絵本も多く残っているので、話の道筋も立てやすくてオススメです!
・大きなカブ
・ブレーメンの音楽隊
・アリとキリギリス
・小人の靴屋さん
私も幼稚園のお遊戯会で、「大きなカブ」を経験しました!
大きなカブは単純で、どんどん手伝ってくれる人が増えることから役柄の立ち位置が難しかった・・・・
ですが、動物や人物も多かったので劇としてはとても面白みのある内容になりました!
- 保育用でしかないタイトルも可愛くて、印象に残る仕上がりになりますよ!
例えば、「ありがとうにありがとう」という絵本を題材にしたお遊戯劇はとても可愛い登場人物です。
クマやウサギも出てきて、可愛らしい印象のものをあえて年長さんでやるのもありかもしれませんね!
年長さんでやるならこれ!!オススメの劇とは?
私が経験して、なおかつオススメの劇は…
- 桃太郎
桃太郎と仲間たちが鬼退治をするシーンが印象的。
戦うシーンの躍動感と、迫力を見せることのできる劇なのでアトラクション映画のような劇にできそう!
導入から、仲間を集めるシーン、戦いシーンなど場面展開もはっきりしているので構成を作りやすいですよ。
- リトルマーメイド
女の子が活躍できる場面も多く、恋愛ものなので年長さん向けです!
年少さんや年中さんでは表現できない役柄もあるので特に、年長さんには活躍できそうですね。
海の生き物たちもたくさん出てくるので、アリエルのお父さんの役、セバスチャンやアリエルの姉妹たちの役柄など豊富ですよ!
衣装が可愛いから、考えているときの先生も楽しめるものになると思います!!
- 浦島太郎
シンプルながらも話が有名なので、構成を考えやすく観客にも伝わりやすいストーリーですね!
特に、浦島太郎が竜宮城から帰ってきて、おじいさんになってしまうシーンは親御さんの笑いも取ることができて、楽しい劇にすることができました!!
浦島太郎だけでなく、カメ役、竜宮城のお姫様、竜宮城にいる魚たちやカニなど…配役それぞれが活躍できる部分もオススメですよ!
担任の先生もやっていて楽しい、題材を選ぶときのコツとは?
やっぱり学芸会、お遊戯会を考えて練習するのが大変なのは
「先生!!」
その一言に限ります!
私自身も担任としてお遊戯会をやってみて、2〜3ヶ月苦労してひたすら悩み続ける日々でした。
そんな劇練習も担任の先生がやっていて、「楽しい!!」「好きな題材だから頑張ろう!」と思えることが重要ですよね(笑)
選ぶときのポイントは、
- とにかく保育者の好きな内容、ストーリーのものにする
- 配役が可愛い、またはかっこいいと言った魅力のあるものにする
- 衣装を選ぶときイメージが湧きやすく、楽しめるもの
- 話の構成が考えやすく、有名なものならなお良い
- 話の展開がシンプルで、複雑ではないものに
- 主人公だけでなく、脇役も活躍できる内容のものにする
など、ポイントを押さえておくと失敗しないですよ!!
楽しくやらなきゃ損!?見所のある劇に注目!
担任の先生も楽しくないと、劇の練習をする子供も「楽しい!!」と感じないものですよね!
クラス全体で楽しんで行う劇…
そんな題材にするなら
- 戦うシーンがある、感動のシーン、クライマックスに迫力があるなど見所を作る
- 話の山場を作る(導入、展開、まとめの構成を作る)
- 観客が見ていて楽しい劇にする、笑えるシーンを作る、歌を豊富にして魅力のある部分を入れるなど
- 背景に迫力がある、衣装が可愛い、それぞれの子供の台詞が均等にある、など工夫を凝らす
まとめ
いかがだったでしょうか?
それぞれの子供が活躍する学芸会、お遊戯会・・・
親御さんの期待も大きいだけに、題材選びには悩みますよね!
私も5年以上、経験し苦労したのでよくわかります(笑)
でも、苦労しただけその分達成感や感動も大きい!!
クラスの子供が楽しく、もちろん担任の先生も楽しめる劇になるように…
この記事を参考に、題材選びをしてみてくださいね!!
そして、保育者の方々には日頃の苦労と、努力に感謝します!!
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。