モクモクと綿菓子のように見える雲、そうです「入道雲」です。
入道雲が発生すると、その後に雷雨になることが多いです。
急に現れ消えていく入道雲、
この入道雲の意味やどういう条件で発生するのか知っていますか?
また、多く見られる季節はいつ? とか
今回はちょっと不思議な「入道雲」について紹介していきます。
入道雲の意味とは
入道雲とは積乱雲の別名でどちらも同じ意味になります。
ただ、会話の中では「あそこの空に入道雲がある!」のように使われることが多く、
天気予報などでは「積乱雲が発生するでしょう」のように表現されます。
普段見る空に浮かぶ雲と違って地上から上空に向かってモクモクと湧き上がっているような見た目が「たこ入道」に似ていることから「入道雲」と呼ばれるようになったといわれています。
入道雲の季節は夏
入道雲が見られる発生する季節は夏が多いです。
なぜかというと、夏の暑い日差しが地面を熱くすることによって高温多湿の日本では湿度で湿った空気も温められます。
その温まった湿った空気が上空に押し上げられます。
上空に行くことで湿った空気が冷やされていく過程で雲へと変わっていくのです。
その雲が入道雲と呼ばれています。
地上からモクモクと湧き上がっているように見えるのも納得ですよね!
ですので、日本では高温多湿の夏場に入道雲が多く見られるのです。
入道雲が発生すると、その後に雷雨になることが多いです。
この雷雨のことを「夕立ち」といいます。
入道雲は英語では何ていう?
おまけ情報として「入道雲」は英語では何と表現するのかを紹介します。
まず、その前に先の項で説明した「積乱雲」と「入道雲」は同じ雲だということを思い出して下さい。
そもそも、英語圏では「たこ入道」なんて表現する物がないので「入道雲」の表現が無いのは当然のことですね!
ということで積乱雲は英語では cumulonimbus cloud と表現します。
ただ日常での呼びかたは thunderstorm clouds といわれています。
まとめ
今回は夏の午後、夕立ちが降る前に多く見ることができる「入道雲」について紹介しました。
積乱雲と入道雲は同じ雲だったということや、入道雲が発生するプロセスなどが分かって頂けたと思います。
また、おまけ情報の英語で入道雲は何ていうのかも知って頂けたのではないでしょうか?
今回の記事を読んで頂いたあなたは夏場の入道雲を見た時に今までとは何か違う感じで見ることができるのではないのかなと思います。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。