結婚式のご祝儀や、葬儀の香典と違い、
入院した方にお見舞い金を渡す機会って、なかなかないですよね。
ここでは、入院した方へお見舞い金を渡す際の、
お金の入れ方、封筒の閉じ方など、
知らなかった素朴な疑問を、解決していきたいと思います!
紙幣の表裏、上下を再確認
お金を入れる前に、
まずは紙幣の基本、裏表と上下の確認をしていきましょう。
簡単に説明すると、紙幣は
「人物が書かれているところが、表で下」と、覚えておくと良いと思います。
紙幣にかかれている人物を中心に考えれば、
とても簡単に覚えられると思いますよ★
お見舞いのお金を入れる袋はどんな袋?
では、お見舞い金を入れる袋は、
どのような袋が良いのでしょうか?
大まかに、お金を入れる袋には、2種類あります。
一度は見たことがあるかと思いますが、
中袋のあるご祝儀袋と、封筒タイプのものがあります。
封筒に、直接水引が書かれているものもあると思いますが、
お見舞い金を包む際には、
紅白のご祝儀袋を使うとよいです。
病院へ出向くのに、ご祝儀?と思ってしまいますが、
病気や怪我が回復するようにという意味が込められているので、
お見舞い金をご祝儀袋で包むのが、良いそうですよ。
ご祝儀袋ということに、違和感を感じた人もいるかもしれませんが、
回復を祝うと考えれば、納得ですよね★
そして、水切りは結びきり、またはないものを選んで下さいね。
ニ度とないようにという意味で、お見舞い用として使われています。
のしについては、実は地域によっても考え方の差があるようです…。
迷う場合は、のしのない、ご祝儀袋を選ぶと良いと思います。
中袋への紙幣の入れ方
ここまで、お札と、ご祝儀袋について説明をしてきましたが、
実際に、中袋への紙幣の入れ方は、
どのように入れるのが良いのでしょう?
紙幣を中袋に入れる際は、
「袋の表に、人物が描かれている方が上にくるように入れる」のが、
マナーのようです。
袋の表を上にして開けた時に、
まず人物が見えるようにすると覚えておくと良いかと思います。
お見舞い金は新札と旧札どちらが正しい?
では、お見舞い金は新札と旧札、
どちらで用意するのが正しいのでしょう?
答えは、旧札を使うという、というのが正しいです★
でも、あまりボロボロで汚れているのものは、
逆に失礼なので、気をつけて下さいね。
新札の場合、事前に用意しておいたものとして、
あまり良い印象がありません…。
なので、お見舞い金には旧札を使ってOKです。
もし、手元に新札しかないという場合は、
一度、折り目などを付けて包むと良いですよ。
お見舞いのご祝儀袋の閉じ方
最後に、1番大事な部分です!!
ご祝儀袋の閉じ方をみていきましょう。
ご祝儀袋の後ろ側って、
閉じるときに、上下どっちだったっけ?
と、結構迷いますよね(^_^;)
閉じ方は、広げた状態で、
「上から閉じて、下を重ねる」と覚えておきましょう。
まずは、上の部分をおろして、下の部分を重ねます。
この上下を間違ってしまうと、意味が変わってしまうので、気をつけて下さい。
※ちなみに、逆になると、
葬式などの不祝儀袋(香典袋)の包み方になってしまいます。
繰り返しますが、
「上の折り返しに、下の折り返しを重ねる」
ですので、間違えないようにして下さいね。
まとめ
入院する方への、お見舞い金の用意って、
そう頻繁にあるものではないですよね。
むしろ、今まで一度もなくて、
必要になって、初めて調べる方も多いと思います。
お金の表裏や上下などは、
これをきっかけに覚えておくと良いと思いますよ★
お見舞い金で特に大事なポイントは、
最後のご祝儀袋の閉じ方です。
上にも書きましたが、閉じ方を間違えないように、注意して下さいね。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。