0歳児における12月の活動を取り入れた週案を書く時に保育士さんはとても悩みますよね…。
0歳児の活動は限られているし、12月ならではの活動を取り入れた週案を書くのは難しいと感じますよね?
その気持ち分かりますよ!
私も娘を出産して早1年。
仕事は現役で幼稚園の先生をしていますが、保育士さんと同じように週案を書きます。
週案は季節感のある活動も入れないといけないし、子供達の年齢に合わせて書かないといけないのでかなり悩みます。
そこで、この記事では0歳児のお子さんを担任に持つ保育士さんに向けて12月の週案の書き方を紹介します。
ポイントも押さえて子どもに合わせた週案を書けるよう頑張ってくださいね!
12月の週案のポイントとは?
この章では0歳児における12月の週案の書き方について、ポイントを紹介したいと思います。
1.季節感のある活動を取り入れる
12月と言えば「クリスマス」や「雪」など冬の季節を感じる時期です。
雪の歌に合わせて、保育士と子供達と一緒に手遊びをすると楽しいですよ!
子供と触れ合うスキンシップの機会になるし、歌を歌って楽しむ時間を作ることができます。
クリスマスの歌である「ジングルベル」や「あわてんぼうのサンタクロース」に合わせてタンバリンや鈴を鳴らして楽しむのもいいかも知れませんね。
乳幼児用のタンバリンなら音も多くないですし、0歳のお子さんでも安全に楽しむ事ができます。
私の職場の幼稚園でも、季節に合わせて歌と手遊びをする時間を作っています。
保育園でも0歳児のお子さんに合わせて、ゆっくりと歌を歌うといいですね。
2.クリスマス製作をする
クリスマスの製作でクリスマスツリーを画用紙で作ってみても楽しいです。
クリスマスツリーの形の画用紙に100円均一で売っている様なポンポンを付けるだけで可愛くなりますよ。
0歳のお子さんは難しい製作はできないので、ポンポンを付けるだけ…等簡単にできる事にしましょう。
例えば雪だるまを画用紙で作り、それに指で目をスタンプするだけ。
簡単だけれども0歳児のお子さんにはピッタリですよ。
実際に娘と一緒に指スタンプを行ってみた事はありますが、スタンプ台を使えば簡単にできて準備も楽なのでおすすめです。
すぐにウェットティシュで拭いてしまえば汚れる心配も無いです。
簡単に製作を楽しめるのでオススメです。
3.週の”ねらい”を明確に書いておこう
週のねらいは週の活動にとってとても大切です。
週のねらいの具体例を紹介します。
・友達や保育者との信頼を深め、安心して過ごす
・衣類などで体温調節を行い、寒い時期でも健康に過ごせる様にする
・クリスマスの歌に合わせて歌や手遊びを楽しみ、音楽を楽しみながら過ごす
・言葉や身振りなどで気持ちを表現し、保育者と心を通じ合わせる
上記の様な「ねらい」を設定して、週の活動を考えると良いですよ!
12月の週案の書き方を紹介
この章では12月の週案の具体的な書き方について紹介します。
・週のねらいを決めたら週の活動を考えよう
週のねらいを決めたら、次は1日毎の活動を考えるようにしましょう。
例えば、クリスマスの歌を歌うなら手遊びを設定して継続的に行うといいでしょう。
毎日の様に手遊びや歌を取り入れれば次第に子供達も身についてきて、楽しく参加できるようになるはずです!
1日の活動も飽きない様に、豊富なバリエーションを取り入れていきましょう。
例えば
・クリスマスの製作を取り入れて、季節を感じながらツリーを作る
・クリスマスの歌を手遊びで楽しみ、音楽に親しみを感じながら過ごす
など、季節感のある活動を行うと楽しそうですね。
・養護面、教育面、生活面での配慮を書き込もう
保育者や友達と楽しく過ごす時間を作り、養護面で安心して過ごせるような環境作りを心がけましょう。
教育面では、「製作を保育者と一緒に楽しむと共に、シール等を貼って作品を作り上げる達成感を感じる」と書くと良いでしょう。
生活面では、「衣類で体温調節を行い健康に留意して過ごす」と書くとより12月に適した週案になるでしょう。
12月の季節に合わせた保育活動を行えると、より具体的に書けていいと思いますよ。
・子供の様子をよく観察して書こう
子供達がどの程度の発達段階なのか、0歳児でも月齢によって成長段階は全然違います。
クラスの子の様子をよく観察し、成長段階に合わせた保育が行えるように留意しましょう!
そして、週案を書く時は0歳児の子ができる活動をイメージして書くと良いですね。
具体的にどのような活動ができるのか、保育者と一緒にするのか、子供自身でできる事なのかも想像しながら書きましょう。
まとめ
0歳児の12月の週案の書き方について紹介しました。
この記事でのポイントを分かりやすくまとめましたので、改めて確認してみて下さい。
・12月の季節に合わせたクリスマスや冬の歌を歌ったり、手遊びを楽しもう
・寒い時期に合わせて衣類等で体温調節を行い、健康に留意して過ごそう
・週案の「ねらい」を具体的に設定して
・週に行う歌、活動を明確に書こう
・子供達の成長段階に合わせた活動を設定しよう
以上の事を参考にして頂き、保育士さんは12月の週案を書いてみて下さいね。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。