4歳児幼稚園や保育園なら、沢山の発見や学びがあってとても成長する時期ですね。
年中さんだったらこの劇遊びがおすすめ!
と言うものが実はあるんです。
実は私も現役で、幼稚園の先生をしています。
年中さんは3度担任を持ったことがありますが、劇遊びって言葉のキャッチボールにもなりますよ!
しかも、物語を幅広く知ることもできるし、相手の気持ちを考えたり物語を通じて言葉を表現する大切さを学んだり…
とにかく発見がいっぱいなんです(笑)
そこで、ぜひ4歳児の子供達と一緒にやってほしい!と言う劇遊びのおすすめポイントや題材についてご紹介します。
現役の幼稚園先生が教える、4歳児の子供ととにかく楽しくできるものを教えちゃいます。
4歳児ってどのくらいの劇がいいの?オススメの劇選びについて
年少さんほど幼くもないし、かといって年長さんほど大きくもない。
でも4歳児って結構、想像力が豊かで上手に劇をしてくれるんです!
私は年中さんの担任をしていた時とても楽しかったです。
劇遊びの時に「うらしまたろう」をしました。
「うらしまたろう」が主役で、意外と物静かな子供が演劇が上手だったことが印象に残っています。
また、亀や乙姫役、竜宮城の魚やエビ役…沢山配役はいましたが、子供達が生き生きと演じているのを見て、とても嬉かっったです。
それぞれの個性が生きて、劇遊びは子供の隠れた長所を引き出してくれるんだな~と実感しました。
そこで劇選びのポイントは、
・クラスの雰囲気に合った題材を選ぶ
活発なクラス、落ち着いていてしっかり者の多いクラス、個性があってそれぞれが面白いクラス。
クラスによって雰囲気も違ってくると思うので、まずは担任の先生が感じるクラスのカラーや個性の生かせる劇を選んでみて!
・配役や物語の内容にムリのないものにする
題材を選ぶときは、担任の先生も配役を決める時に困らないものにしましょう。
必ず配役を決める時は、「この役がやりたかった…」という子供も出てきてしまいます。
配役にも人数があるので仕方のないことですが、ムリのない人数設定、先生が楽しんでやれる劇にしましょうね!
先生が楽しんでできるストーリーなら、その気持ちが伝わって子供達も楽しんで演じてくれるはず。
・セリフは1役2~3つは必ず付けよう、歌やダンスはみんなが踊れるものを!
セリフは4歳児なら2~3つは少なくとも覚えられます。
子供が活躍する場所を必ず作ってあげましょう。
そして、歌やダンスはそれぞれの役に出番があるようにしましょう。
最後にフィナーレとして全員で踊る場面があってもいいかもしれませんね。
・絵本やミュージカル、アニメが原作のものでもOK
楽しんでできる劇遊びがおすすめ!
絵本で有名な話だったり、ミュージカルやアニメでも劇のイメージが湧きやすいですよ!
最近ではディズニーが人気なので、4歳児でも演じられそうな話ならいいですね。
4歳児の劇遊び、オススメの物語を紹介します
・3匹のヤギのガラガラドン
3匹のヤギが主役となって、楽しい歌で進んでいくお話。
物語に登場する動物たちも元気で楽しい雰囲気にさせてくれますよ!
歌がテンポが良いのでスムーズに進んで、4歳児でも演じやすい内容かもしれないですね。
・うらしまたろう
これは私も実際に、劇遊びで使いました(笑)
この劇で楽しかったのは、うらしまたろうだけでなくカメや子供役、乙姫役、竜宮城の生き物達も全員が目立てること。
主人公はうらしまたろうですが、竜宮城に行った時ご馳走と踊りで歓迎するシーンも歌が明るくて面白かったです。
子供達がカメをイジメるけれど、カメが助けられるシーンで見せ場があるところも魅力でした。
それぞれが主役になって活躍できるシーンがあること、全員で楽しく劇を演じ、元気なクラスの様子を伝えられることもオススメの点です。
さらに、衣装を考える時がワクワクしました。
うらしまたろうの質素なイメージを壊さずにいること、乙姫や竜宮城の生き物は煌びやかで明るく可愛いイメージにすること。
担任のイメージを形にできることが、この劇の良さだと感じましたよ!
・おおきなかぶ
これも同様に、年中さんの担任の時に採用しました(笑)
おおきなかぶを一生懸命抜こうとするおじいさん、おばあさん、娘、犬、猫、ねずみ…登場人物が続々と増えていく面白さがありますね。
私は劇をする時「かぶ役」も作ったので、かぶ役の子供が抜けるシーンも楽しめました。
「それでもかぶは抜けません」とリズミカルに進んでいくので、テンポも良く面白く教えられましたよ。
・赤ずきんちゃん
これは先輩の先生が、年中さんで行っていました。
赤ずきんちゃんとオオカミのやりとりが、ドキドキさせてくれるお話ですね。
おばあさんに会いに行った赤ずきんちゃん、無事に帰ってくることはできるのか?
とハラハラするシーンが見応えがありますね。
まとめ
4歳児の劇遊びのおすすめについて紹介しました!
どうでしたか?
下記に要点をまとめましたので最後に確認してみて下さい。
・クラスの雰囲気に合った、楽しいお話を選ぼう
・配役や物語が無理のないものを選び、担任の先生が楽しめるものにする
・セリフは少なくても2~3つはつけて、歌やダンスも取り入れよう
・絵本やミュージカル、アニメが題材のものが面白い
・「うらしまたろう」や「おおきなかぶ」で元気で楽しい話もおすすめ
・「赤ずきんちゃん」でスリルのある話も面白い
・「3匹のヤギのガラガラドン」でテンポの良い歌やダンスを楽しもう
ぜひ子供達の楽しみながら、一緒に劇遊びを取り入れてみてくださいね。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。