釣りやキャンプ、BBQなどで使用頻度が高く大活躍してくれる道具の1つにクーラーボックスがあります。
そのクーラーボックスに求められることといったら保冷力ですよね?
ちょっとお高めのクーラーボックスなら保冷力も十分得られますが、気楽に手が届く価格帯のクーラーボックスだとちょっと保冷力が劣ってしまうという弱点があります。
その弱点を補う方法があるのを知っていましたか?
今回はクーラーボックスの保冷力アップDIY方法をご紹介します。
全て100円ショップに売っている商品でできますのでお財布にも優しいので是非お読み頂きお役立て頂けたらと思います。
保冷力アップDIYをするクーラーボックスのご紹介
まず今回、保冷力アップDIYをするクーラーボックスを紹介したいと思います。
10年程前に購入したクールキングというホームセンターや楽天市場などで購入ができる昔ながらのクーラーボックスです。
※実際手元にあるクーラーボックスを既にばらしてしまっていた為商品画像はHPを参照させて頂きました。
今回このクーラーボックスを保冷力アップDIYを行っていきます。
クーラーボックス保冷力アップDIYに用意する物
クーラーボックスの保冷力アップDIYを行う為に用意する物を紹介します。
先に準備をしてから作業にとりかかりましょう!
・両面テープ
・保温保冷アルミパック x2 (3枚組持ち手穴付き)
・アルミテープ
・はさみ(家にあるもの)
・ドライバーセット(家にあるもの)
以上になります!
全て庶民の味方の100円ショップ、ダイソーさんで購入しました。
クーラーボックスのバラシ作業
それではクーラーボックスの保冷力アップDIY作業にとりかかります。
まずはクーラーボックスをばらしていきましょう。
ネジてとりつけられている所はネジを外してパーツを取り外して下さい。
取り外したパーツは紛失しないようしっかりと管理しましょう。
ネジ以外のところは内側プラスティック、発泡スチロール、外側プラスティックと3層で重ねて入っているだけなので簡単に外していくことができました。
クーラーボックスの改造、アルミのやり方
いよいよクーラーボックス保冷力アップ改造に取り掛かります。
今回は3層の仕組みになっている今のクーラーボックスに保温保冷アルミパックとアルミテープを用いてトータルで5層にしていきます。
一番内側にあたるプラスティックケースから取り掛かります。
プラスティックケースの外側に下の画像のように両面テープを貼っていきます。
両面テープを貼ったら、そこに保温保冷アルミパックを貼っていくのですが、購入した保温保冷アルミバックは読んで字のごとく見ての通りのバッグ使用なので画像のように両端を切って一枚のシートにしていきます。
プラスティックケースの一面一面のサイズに合わせて切って貼っていくと仕上がりが綺麗になります。
4つの角コーナー部分はアルミテープを用いて保冷バックのシートが剥がれないように貼っていきましょう。
貼り終わった状態が下の画像になります。
同じやり方で発泡スチロールのケース外側にも保冷アルミバックとアルミテープ及び上蓋も貼っていきます。
全ての内側プラスティック、発泡スチロールケース、上蓋にアルミバックとアルミテープを貼った画像が下記になります。
これでクーラーボックスの保冷力アップDIY3層から5層への大改造が終わりです。
後は元の形に組み立てていけば終了です。
クーラーボックス改造アルミシートの効果を検証
保冷力アップDIYを行ったクーラーボックスのアルミシート効果の検証を行ってみました。
ただ、申し訳ないのが以前の状態での検証を行っていないので保冷力がどの位アップしたのかお伝えできないことをご了承下さい。
それでは気を取り直して検証に入ります。
まずは500mlのペットボトルに凍らした水だけ保冷剤無しの状態で検証してみました。
2020年9月13日平均気温28度直射日光無しの部屋という環境で行いました。
朝8時、ガチカチに凍った状態でクーラーボックスに
昼12時、まだまだしっかりと凍ってます。
午後3時、周りは溶けはじめていますがまだ凍っている部分があります。
午後6時、凍った部分はほぼ無くなりましたが水はキンキンに冷たい状態でした。
保冷剤無しで凍らした500mlのペットボトルの水は約10時間は冷たい状態をキープすることができました。
続いて翌日、2020年9月14日平均気温28度直射日光無しの部屋という環境で保冷剤を入れて検証してみました。
朝7時半、ガチガチに凍らした500mlペットボトルに入った水と同じく凍らした保冷剤を上下サンドイッチにした状態でクーラーボックスにイン!
夜9時、周りの水は溶けはじめていますがまだ凍っている部分があります。
夜中12時、画像はありませんが前日午後6時の時の状態と同じで氷は溶けてしまいましたが水はキンキンに冷えた状態でした。
保冷剤をサンドイッチにし凍らした500mlの水は約14時間半冷たい状態をキープすることができました。
恐らくですが28リットルの容量のクーラーボックスに今回は500mlの凍らした水が入ったペットボトル1本で保冷剤無しと有りでスペースに余裕がある状態で検証しましたが、凍らした飲料、保冷剤をびっしりと入れた状態で行ったら更に保冷時間は延びるのではないかと思います。
クーラー ボックスの保冷剤、氷の入れ方
クーラーボックスに保冷剤や氷を入れる際にどのように入れたら保冷力、持続力が高くなるか悩みますよね?
ここでは保冷剤、凍りの入れ方を紹介します。
1.クーラーボックスの底に保冷剤や氷を敷く
2.保冷剤や氷の上に冷やしておきたい飲料水、食材を置く
3.スペースに余裕があったら飲料水、食材の周り、間に保冷剤、氷を挟む
4.飲料水、食材の上に保冷剤や氷を覆う
この4ステップが最強の保冷剤、氷の入れ方です。
クーラーボックスの氷が溶けない方法
釣りやキャンプ、BBQなどにクーラーボックスを持って行った場合に氷が溶けなくしたいですよね?
ですが氷が全く溶けない方法は残念ながらありません。
ですので、ここでは出来るだけ氷が溶けないようにする方法を紹介します。
・クーラーボックスを直射日光が当たる場所に置かない
・クーラーボックスを地べたに置かずスタンドなどを利用しその上に置く
・クーラーボックスの蓋を開けっぱなしにしない必要な物を取ったら直ぐに蓋を閉める。
・氷や保冷剤に少し塩をまぶす
以上のことを心掛けるだけでも氷の解ける速さを十分に遅めることが可能となります。
まとめ
今回はクーラーボックスの保冷力アップ改造をアルミシート、アルミテープなどを用いて行う方法とその効果、そして保冷剤や氷の入れ方、氷が溶けない方法などを紹介しました。
どれもちょっと工夫するだけでクーラーボックスの能力を数段アップすることが可能になります。
是非、釣りやBBQ,キャンプなどのアウトドアライフに役立てて楽しんで頂けたらと思います。
また、他の記事で「クーラーボックスのリメイク塗装の仕方」も書いてますので興味ある方は是非お読み下さい。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。