鬼百合(オニユリ)は、長い茎が四方向に分かれ、その先に大きな花を垂れ下げる姿が、人によっては少し怖く見えるかもしれません。
オレンジ色の花弁の上に散らばる黒い点が、独自の魅力を放っています。
そこで、この鬼百合がどのような花言葉を秘めているのか気になり、調べてみました。
すると、外見からは想像もつかないような、非常にポジティブな花言葉を持っていることがわかりました！
この記事では、鬼百合の花言葉とその意味、由来について詳しく解説します。
鬼百合の隠された花言葉：意外な真実を紐解く
鬼百合が秘める花言葉について掘り下げてみましょう。
そのメッセージは…
「富と誇り、賢者」
この花言葉は、鬼百合の外観からは想像もつかないものです。
一体、どのような経緯でこれらの言葉が鬼百合に結びつけられたのでしょうか？
鬼百合の名前は、他のユリ種（例えばササユリ）と比べて大きな花を咲かせる特徴から付けられました。
また、花の姿が赤鬼を連想させることから、その名が名付けられたという話もあります。
確かに、その姿は時に勇ましい赤鬼を思わせることがあります。
鬼百合は他のユリと異なり、種子を形成せず、葉の基部でムカゴと呼ばれる栄養体を作り、これによって増殖します。
ムカゴは食用にもなり、さらには生薬として使用されてきました。
この生薬は、咳止めや鎮痛といった効果があるとされ、「百合」とも呼ばれています。
その豊かな花を咲かせることから「誇り」を、ムカゴを形成することから「富」を、そして種子ではなくムカゴで繁殖する独自の方式から「賢者」という花言葉が鬼百合に付けられました。
鬼百合の魅力をもっと身近に感じる情報
今回は、鬼百合に関する面白くて役立つ情報を2点、あなたにご紹介します。
・鬼百合の基本情報
・鬼百合の名前の起源について
鬼百合の基本情報
分類：ユリ科ユリ属
学名：Lilium lancifolium
英名：Tiger lily
日本名：オニユリ（鬼百合）
別名：テンガイユリ（天蓋百合）
原生地：日本、中国、韓国、およびグアムの東部
色：鮮やかなオレンジ
開花期：7月から8月
誕生花：7月2日
鬼百合の名前の起源
「Lilium」という学名は、ギリシャ語で「白い」を意味しますが、日本名「オニユリ」は、その大きな花や赤鬼を連想させるオレンジ色の花びらに黒い斑点があることから名付けられました。
まとめ
この記事では鬼百合の花言葉についてお話ししてきました。
最後に、改めて鬼百合の花言葉をお伝えしましょう。
―鬼百合の花言葉―
・ 富と誇り
・ 賢者
ビジネスで成功を収めた方への贈り物として「富と誇り」を、また知識と知恵に富む人物へは「賢者」を表す花言葉として鬼百合を選ぶのは、とても素敵なプレゼントとなりえます。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。
