
顔の大きさは、スマホのアプリやブラウザ上の測定サイト、メジャーなどを使って確認できます。
ただし、注意したいのが「顔の実寸を測るアプリ」と「顔のバランスや黄金比を診断するアプリ」は別物ということです。
この記事では、顔の大きさを測りたい人に向けて、無料で使えるアプリやサイト、自宅でできる測り方を紹介します。
iPhone・Androidで測る方法や、顔の縦・横をどこからどこまで測ればいいのかについても解説するので、自分に合った方法を選んでみてください。
顔の大きさを測るおすすめアプリ【無料で使える】
顔の大きさをスマホで調べるなら、まず「何を測りたいのか」を決めておくことが大切です。
顔が縦・横に何cmあるのかを知りたい場合は実寸測定に対応したアプリ、顔のパーツ配置やバランスを知りたい場合は顔分析アプリを選びましょう。
現在利用できるアプリを確認すると、次のような違いがあります。
| アプリ | 主な用途 | 対応 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Measure Face | 顔パーツの実寸測定 | iPhone・iPad | 数値を測りたい人 |
| FaceScore | 顔のバランス・比率分析 | iPhone・Android | 顔のバランスを知りたい人 |
| FaceChecker | 顔のバランス・顔タイプなどのAI診断 | iPhone・Android | 顔の特徴を分析したい人 |
なお、FaceScoreやFaceCheckerは、顔全体の縦・横をcm単位で測ることを主目的としたアプリではありません。
「顔が何cmなのか知りたい」という人は、Measure Faceや、後ほど紹介するブラウザ上の顔サイズ測定ツールの方が目的に合っています。
Measure Face
Measure Faceは、iPhoneやiPadのTrueDepthカメラを利用して、顔の各部分をリアルタイムで測定できるアプリです。
瞳孔間距離、目の幅、眉の幅、鼻の幅・高さ、人中、口の幅などを測定できます。また、3D写真を撮影して後から手動で測定する機能もあります。
ただし、一般的な「顔の縦幅・横幅をワンタップで測る」というより、顔の各パーツを細かく測定したい人向けのアプリと考えた方が分かりやすいでしょう。
iOS 15.0以降に対応しており、App Storeでは無料で提供されています。
FaceScore
FaceScoreは、撮影した顔写真から顔のバランスやパーツの比率などを分析するアプリです。
基本的な診断は無料で、アカウントを作成しなくても利用できます。顔のバランスのほか、顔型やパーソナルカラーなどを分析する機能があります。
一方、これは定規のように「顔の縦が○cm、横が○cm」と測定することを主目的としたものではありません。
そのため、顔の実寸よりも顔全体のバランスをチェックしたい人向けです。
また、公式サイトによると、分析時の写真はAIによる解析のため外部APIへ送信されます。顔写真の取り扱いが気になる場合は、この点も確認したうえで利用しましょう。
FaceChecker
FaceCheckerは、顔写真をAIで分析し、顔のバランスやパーツの特徴、顔タイプなどを診断できるアプリです。
iPhone・Androidの両方で提供されています。
こちらも顔の実寸測定が中心ではなく、顔の特徴やパーツのバランスを知りたい場合に適したアプリです。
以前の記事では「顔の長さや幅を自動推定できるアプリ」として紹介していましたが、現在確認できる公式ストアの説明では、顔の実寸測定を主要機能として確認できませんでした。
顔が何cmなのかを知る目的なら、実寸測定に対応した方法を選びましょう。
顔の大きさを測るアプリの選び方
顔測定アプリはたくさんありますが、「顔を測れる」と書かれていても測定内容は同じではありません。
顔の実寸を測りたいのか、顔の比率を調べたいのかで選ぶ
最も重要なのはここです。
「自分の顔は縦何cm、横何cm?」を知りたいのであれば、実寸を測定できるものを選びます。
一方、顔の黄金比、左右のバランス、顔タイプ、パーツの配置などを知りたいのであれば、顔分析・顔診断アプリが適しています。
検索結果で「顔測定アプリ」と表示されても、実際にはcmを測れない場合があるため、インストール前に機能を確認しましょう。
iPhone・Androidへの対応を確認する
アプリによって対応OSが異なります。
特にTrueDepthカメラなど、iPhone・iPad側の機能を利用して測定するアプリはAndroidでは利用できません。
反対にブラウザで動作する測定サイトなら、対応ブラウザなどの条件を満たせば、アプリをインストールせず利用できる場合があります。
無料でどこまで使えるか確認する
「無料」と表示されていても、すべての機能が無料とは限りません。
基本機能は無料でも、詳細分析や追加診断などがアプリ内課金になっているケースがあります。
単純に顔のサイズを知りたいだけなら、まず無料で必要な測定ができるか確認しましょう。
顔写真や個人データの取り扱いを確認する
顔測定アプリでは、自分の顔写真を利用することがあります。
- 写真がサーバーへ送信されるのか
- 写真が保存されるのか
- どのようなデータが収集されるのか
- 不要な権限を要求されないか
などを確認しておくと安心です。
特に顔写真をアップロードするサービスでは、利用前にプライバシーポリシーを確認しましょう。
アプリなしでもOK!サイトで顔の大きさを測る方法
「顔を測るためだけにアプリをインストールしたくない」という人は、ブラウザ上で利用できる測定サイトも選択肢になります。
実際に、写真から顔の大きさを測定できる無料のWebツールがあります。
インストール不要で顔の大きさを測れるサイト
LUFTの「顔の大きさ測るアプリ Face Size APP」は、ブラウザから利用できる無料ツールです。
クレジットカードや500円玉など、大きさが分かっている物と一緒に顔を撮影し、その写真からサイズを計算します。
顔の幅や生え際から顎までの長さだけでなく、目の間隔、鼻の幅、口の幅など複数項目を測定できます。
サイト上では、画像はサーバーへ送信されず、利用している端末のブラウザ内で処理されると説明されています。
サイトで顔を測る基本的な使い方
基本的な流れは簡単です。
- クレジットカード、500円玉、名刺、A4用紙など、大きさが分かっている基準物を用意する
- 基準物と顔が同じくらいの奥行きになるようにして写真を撮影する
- 写真を測定ツールへ読み込む
- 画面の案内に従って基準物の位置を合わせる
- 算出された顔のサイズを確認する
特別な測定器具を用意する必要がないため、「無料・アプリなし・スマホだけで測りたい」という人には使いやすい方法です。
サイトで測る場合の精度と注意点
写真から測定する方法は便利ですが、実測値と完全に同じになるとは限りません。
カメラとの距離や角度、顔と基準物の位置関係によって結果が変わるためです。
LUFTのツールでも、2D画像から推定する簡易シミュレーターであり、実際の計測値とは異なる場合があると説明されています。
数mm単位の正確さが必要なら、サイトだけに頼らずメジャーなどでも確認しましょう。
iPhone・Androidで顔の大きさを測るには?
使っているスマートフォンによって、適した方法が少し異なります。
iPhoneで顔の大きさを測る方法
iPhoneなら、TrueDepthカメラに対応した顔測定アプリを利用できます。
たとえばMeasure Faceでは、TrueDepthカメラを利用して目や鼻、口などの各部位を測定できます。
一方、顔全体の縦・横サイズを手軽に確認したい場合は、基準物と一緒に撮影してブラウザ上の測定ツールを利用する方法もあります。
顔パーツを細かく測る → 対応アプリ
顔全体のサイズを知る → ブラウザ測定または実測
というように、目的によって使い分けると分かりやすいでしょう。
Androidで顔の大きさを測る方法
Androidでは、TrueDepthカメラを前提とするiPhone向けアプリは利用できません。
そのため、顔全体が何cmなのか確認したい場合は、ブラウザ上で利用できる測定ツールや、メジャーによる実測が分かりやすい方法です。
FaceScoreやFaceCheckerなどAndroid対応の顔分析アプリもありますが、これらは主に顔のバランスや特徴を分析する用途です。
「顔診断」と「実寸測定」を混同しないようにしましょう。
アプリを使わずに顔の大きさを測る方法
スマホを使わなくても、家にある道具で顔のサイズを測れます。
むしろ、単純に「顔が何cmなのか」を確認するなら、メジャーなどを使って直接測る方が分かりやすい場合もあります。
ティッシュ箱と定規を使って測る方法
顔の縦方向を測る簡単な方法として、箱などの直角を利用する方法があります。
- 平らな場所に顎をつける
- 顔の横にティッシュ箱などを垂直に立てる
- 頭頂部の高さに印を付ける
- 印までの高さを定規で測る
ただし、これは頭頂部から顎までを測る方法です。
生え際から顎までの「顔そのものの長さ」とは測定範囲が異なるため、平均値などと比較するときには注意してください。
メジャーを使って測る方法
柔らかい裁縫用メジャーがあれば、顔の縦や横を自宅で確認できます。
ただし、顔の曲面に沿わせてしまうと「直線距離」ではなく「表面に沿った長さ」になります。
顔の幅など直線距離を測りたい場合は、鏡を見ながら測定位置を決め、定規なども併用するとズレを抑えやすくなります。
同じ場所を2~3回測り、大きく数値が違わないか確認するとよいでしょう。
顔の大きさはどこからどこまで測る?
「顔の大きさ」といっても、実は測定方法は一つではありません。
ここを間違えると、ネットで見つけた平均値と自分の数値を正しく比較できません。
顔の縦の長さの測り方
一般に「顔そのものの縦の長さ」を確認する場合は、額の生え際付近から顎先までを測る方法があります。
一方、頭頂部から顎先まで測れば、髪や頭部を含めた長さになります。
この2つは同じ「縦の長さ」と表現されることがありますが、測定値は当然異なります。
「平均より大きい?小さい?」と比較するときは、比較対象と測定方法をそろえることが重要です。
顔の横幅の測り方
顔の横幅を確認するときは、左右の頬骨の最も外側に張り出している部分を目安に直線距離を測る方法があります。
ただし、目的によって「頬骨幅」「頭幅」「エラ幅」など測る場所が異なります。
たとえば眼鏡選びなら顔やこめかみ付近の幅、帽子選びなら顔幅より頭囲の方が重要です。
何のために顔を測るのかによって、必要な数値を使い分けましょう。
頭頂部から顎まで?生え際から顎まで?
ここは顔サイズを測るときに迷いやすいポイントです。
頭頂部から顎までと、生え際から顎まででは意味が違います。
ネット上で「顔の縦は○cmが平均」といった情報を見る場合も、その数値がどちらの測定方法なのか確認してください。
測定基準が違う数値同士を比較しても、「自分は平均より顔が大きい・小さい」と正確には判断できません。
顔の大きさを正確に測るコツ
アプリ、サイト、メジャーのどれを使う場合でも、測定条件をそろえることが大切です。
髪をまとめて測定部分を出す
前髪やサイドの髪が測定位置にかかっていると、測る場所が分かりにくくなります。
特に生え際や顔の横幅を測る場合は、髪をまとめてから測りましょう。
顔を正面に向けて測る
顎を上げたり引いたりせず、自然な姿勢で正面を向きます。
写真を使う場合も、顔が左右に傾かないようにしてください。
写真で測るときは角度と距離に注意する
スマートフォンの写真は、撮影距離やレンズによって顔の見え方が変化します。
特に顔の近くから撮影すると遠近感による影響を受けやすいため、実寸を推定する場合は顔と基準物をできるだけ同じ奥行きに置くことが重要です。
同じ条件で2~3回測る
一度測っただけでは、測定位置のズレに気付かないことがあります。
同じ条件で2~3回測ってみて、近い数値が出るか確認しましょう。
毎回大きく結果が変わる場合は、測る場所や顔の角度、カメラとの距離などを見直してください。
日本人の平均的な顔の大きさは何cm?
自分の顔を測ると、次に気になるのが「この数字は平均と比べてどうなの?」ということではないでしょうか。
ただし、平均値を見るときは注意が必要です。
顔の大きさには、頭頂部から顎まで、髪の生え際から顎まで、頬骨の幅など複数の測定基準があります。
測定方法の違う平均値と自分の数値をそのまま比較しないことが大切です。
男性の平均的な顔サイズ
男性の顔サイズを調べる場合も、「顔長」「全頭高」「頭幅」など、どの人体寸法を指しているのかによって数値が変わります。
そのため、「男性なら○cm」と一つの数値だけで判断するのではなく、自分が測った位置と同じ基準の統計値を利用しましょう。
女性の平均的な顔サイズ
女性についても同様です。
特に「顔の縦」という表現だけでは、生え際から顎なのか、頭頂から顎なのか分からない場合があります。
比較するときは、性別だけでなく測定箇所と測定方法が一致しているかを確認してください。
何cmなら小顔といえる?
「○cm以下なら小顔」と一律に判断するのは難しいです。
顔の印象は、縦の長さだけではなく横幅や縦横比、身長、頭部とのバランスなどによっても変わるためです。
また、使用する平均値によって測定基準が違えば比較結果も変わります。
そのため、顔のサイズは「小顔かどうかを判定する絶対的な数字」ではなく、マスクや眼鏡などを選ぶための実用的な目安として利用するのがおすすめです。
顔の大きさを測るアプリ・サイトを使うときの注意点
スマホなら手軽に測定できますが、顔写真を扱うサービスだからこそ確認しておきたいことがあります。
顔写真の保存・送信について確認する
「AIが端末内ですべて処理している」とは限りません。
サービスによって画像の処理方法は異なります。
たとえばLUFTのブラウザツールは画像をサーバーへ送信せずブラウザ内で処理すると説明しています。一方、FaceScoreは診断のため写真を外部APIへ送信すると説明しています。
気になる場合は利用前に確認しましょう。
不要なアクセス権限を求めるアプリに注意する
カメラや写真へのアクセスは顔測定に必要な場合があります。
一方、測定に関係ない権限まで要求された場合は、「なぜ必要なのか」を確認してから許可しましょう。
App StoreやGoogle Playに掲載されているプライバシー情報も参考になります。
アプリやサイトの測定値を過信しない
写真やカメラを使った測定は便利ですが、医療用・工業用の精密測定器ではありません。
特に2D写真から実寸を推定するサービスは、角度や距離による誤差が生じます。
マスクや眼鏡選びの目安としては便利ですが、高い精度が必要な用途では実測や専門的な測定方法を利用しましょう。
顔の大きさの測り方についてよくある質問
顔の大きさはアプリだけで正確に測れる?
ある程度の目安を知ることはできますが、アプリによって測定方式が異なります。
また、顔分析アプリの中には実寸そのものを測定しないものもあります。
「何cmか知りたい」場合は、実寸測定に対応しているかを確認してください。
写真から顔の大きさを測れる?
測れます。
ただし、写真だけでは実際の長さへ換算するための基準がありません。
クレジットカードや500円玉など、実際のサイズが分かっている物を顔と同じ奥行きで一緒に撮影すると、比率から実寸を推定できます。
アプリなしでも顔のサイズは測れる?
測れます。
ブラウザ上の測定サイトを使う方法のほか、メジャー、定規、ティッシュ箱などを利用する方法があります。
アプリを増やしたくない人なら、まずサイトまたは自宅での実測を試してみるとよいでしょう。
無料で顔の大きさを測るならどの方法がおすすめ?
顔全体の大きさを手軽に確認したいなら、無料のブラウザ測定ツールが便利です。
よりシンプルに実寸を確認したいなら、自宅にあるメジャーや定規を利用できます。
iPhoneで顔の各パーツを細かく測定したい場合は、TrueDepthカメラを利用する対応アプリも選択肢になります。
顔の縦が何cmなら小顔?
「○cm以下なら必ず小顔」という共通基準はありません。
まず自分が「頭頂から顎」と「生え際から顎」のどちらを測ったのか確認しましょう。
同じ測定基準の平均値と比較することが重要です。
顔の横幅はどこを測ればいい?
一般的な顔幅を知りたい場合は、左右の頬骨の最も外側に張り出している部分を目安にします。
ただし、眼鏡・マスク・帽子など目的によって必要な寸法は異なります。
何を選ぶために測るのかを先に決めておくと失敗しにくくなります。
まとめ|顔の大きさはアプリ・サイト・メジャーで測れる
顔の大きさを測る方法は一つではありません。
スマホで手軽に測りたいならアプリ、インストールしたくないならブラウザ上の測定サイト、実寸を自分で確認したいならメジャーや定規というように使い分けるのがおすすめです。
また、「顔測定アプリ」と紹介されていても、顔の縦・横をcm単位で測るものと、顔のバランスや黄金比を分析するものがあります。
自分が知りたいのが「顔の実寸」なのか「顔のバランス」なのかを確認してから選びましょう。
顔のサイズを平均値と比較するときには、測定範囲にも注意してください。
頭頂部から顎までと、生え際から顎まででは結果が異なります。
まずは無料で試せる方法で測定してみて、より正確な数値が必要ならメジャーなどによる実測と組み合わせて確認するとよいでしょう。

