「新生児の外出、一般的には1ヶ月はダメって聞いたけれど、どうして?」と疑問に思っている方、いるはずですよね!
私も、2月末に出産し3月は1ヶ月、外出ができない!!
「ストレスもたまるし、早く外の空気を吸いたい!!」と強く思いました。
どうして外出がダメなのでしょうか?
そんな単純な疑問に、新生児が外出できない理由と、いつから大丈夫なのか?について解説します!!
出産直後で外出を控えている人、妊娠中で出産後の予定を考えている人は、是非とも参考にしてくださいね!
新生児の外出がダメな理由とは?
新生児の外出がダメな理由について、いくつか解説をしていきます!
・出産後の母体は、回復に時間がかかる
思っている以上に、出産自体が母体に負担がかかっています!
私も、出産した当日や1日目は疲れ果てていて「もう、動けない!」というくらい体力が消耗されていました。
産婦人科に入院している5日間は、とてもではないけれど歩くこと自体も疲れてしまうし、とにかく睡眠と食事をしっかりして「体力を戻すこと」に集中しました!
まずは、母体の健康を維持し、体力を戻す必要がありますね!
・新生児は体が弱く、免疫力も低い
外界からの刺激や菌から赤ちゃんを守るため、外出は28日未満は控える必要があるそうです!
妊娠中は、お母さんの羊水にいて無敵でしたが、突然外界に出てきます。
無菌状態で守られていた環境ではなく、急に出産で生まれてきた赤ちゃんは暫くの間は「慣れる」必要がありそうですね。
・気温の変化や外出による疲れが感じやすく、新生児は簡単に体調を崩してしまう。
外界から守られていた赤ちゃん。
気温の変化や空気の変化がなかった母体の中に比べて、季節によって気温も大きく変化する外界は危険!
まずは、外界の空気に慣れさせていくことが大切です。
赤ちゃんはまだ体力もなく、免疫機能もしっかりしていないです。
しっかりと環境に慣れる練習をさせてあげましょうね!
・病気になるリスクや、外傷を追ってしまうリスクから避けるため
直射日光の降り注ぐ状態や、あまりにも寒い外気は赤ちゃんにとって過酷!
また、得体も知れない病気にかかっている人がいるのに人混みなんてNGです!
また、首が座っていない赤ちゃんを落っことしてしまうなど外傷を負ってしまう可能性も・・・。
・赤ちゃんは骨や筋力が弱く、母乳や粉ミルクでしか育つことができないから
新生児の母乳のペース、睡眠の確保を考えると、家の中で過ごした方が落ち着いて寝ることもできますよね!
睡眠に適した環境の確保や、母乳や粉ミルクを与える時間をゆったりと過ごせるような環境も大切です!
新生児の外出、いつからなら大丈夫?
一般的には、「1ヶ月検診から、外出許可が出たらOK」と言われています。
赤ちゃんの様子や体調によっても異なりますので、ご注意を!
また、「母体の健康状態が良い」ということも基本的にはとても大切です!
赤ちゃんだけでなく、お母さんが健康で体調が良いときに外出しましょう。
1ヶ月検診、外出してもいいよ!と担当医から許可が出たら、少しずつ外出をしていきましょう!
もちろん、長時間の外出は避けて散歩などから始めましょうね。
また、直射日光は避けて気温の変化の少ない日中に外出するようにしてください。
私は4月の暖かくなってきた時期に、外出できるようになりましたが雨で寒い日は外出を避けました。
また、12〜15時頃までは1日の中で気温が高いので、その時間帯に出かけるようにしました。
新生児のやむを得ない外出はどうやってすればいい?
「出産届けを提出する人が、自分しかいない」とか「一週間検診があって、産婦人科に行く」など、どうしても外出しなければいけないことがあるかも知れないです。
その場合は、いくつか注意点を押さえて外出するようにしましょう!
・日中の気温の変化が少ない、暖かいまたは暑すぎない時間帯に外出する
・寒さ対策のおくるみ、暑さ対策に脱ぎ着のしやすいケープなど体温調整できるようなグッズを持ち歩く
・直射日光を防げるような日傘、ベビーカーカバーなどを活用する
・長時間の外出は避けて、休憩をしながら赤ちゃんの様子に合わせる
・夫や実母、義母など周りの人に手伝ってもらい、できるだけ助けを借りる
・抱っこ紐やチャイルドシートなど、安全な装備を確保する
・歩くとき、車の乗り降りなど移動には十分に気をつける
お母さんの母体の体調も気をつけて、睡眠不足や体調が優れない時は外出を避けるようにしてださいね!
赤ちゃんを見るお母さんの体調は、一番大切です!
お母さんが体調を崩してしまったら、母乳すらもあげられないので気をつけてくださいね。
新生児と外出、準備すべき持ち物は?
外出する際の持ち物を、しっかりと用意しておきましょうね!
・授乳ケープ さっと授乳できるようにケープを準備しておくと便利!
粉ミルクがなくなってしまった時、ミルクを温めることができないときに母乳は一番便利です。
・替えのオムツ、オムツ変えシート、オムツすてビニール袋
オムツ替えのトイレがない場合も多いです!
車内や公園で、さっとオムツ替えできるようにシートがあると便利ですよ。
・白湯、粉ミルク(スティックだと便利)、湯冷ましのお水、哺乳瓶
哺乳瓶や粉ミルクは必須です!
私は、外出する時は必ず粉ミルクを熱湯で溶かした状態で、持ち歩いていました!
だいたい、外出して1時間〜2時間ほどでぐずるので、その頃にはちょうど熱かったミルクが適温になっています。
さっとすぐに飲ませることもできるので、外出時にとても便利でした!
・体温調整できるようなおくるみ、毛布やバスタオル
冬場なら暖かい上着やおくるみ、夏場なら体温調整できるバスタオルなど準備しておいて。
冷房が効きすぎた場所もあるので、赤ちゃんの体温を守れるように毛布などがあると便利ですよ。
・ガーゼハンカチ(数枚)、肌着や着替えの服、スタイなど
ガーゼハンカチは、ミルクを吐いてしまったときにすぐに替えられるように数枚あると便利です。
私は外出時、着替えや肌着を持つようにしていました。
急遽、主人の実家に泊まること、沐浴することもあったので、着替え用にも持っておくと便利でしたよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
新生児の体調も考えながら、外気に慣れさせてあげるようにしてくださいね!
初産なら神経質になってしまうこともありますが、しっかりと準備をして外出に備えておきましょう。
赤ちゃんだけでなく、お母さんの体調も少しずつ戻して行く時期。
自分の体調にも気を使ってあげて、ご自愛くださいね!
是非この記事を参考に外出時には気をつけながら、赤ちゃんとお散歩などを楽しんでみてください!
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。