男の子が生まれると、端午の節句を迎えるにあたり、気になるのが五月人形ですよね。
男の子の成長を祝う、5月5日の行事です。
五月人形って、とても立派でカッコイイものがいっぱいありますよね★
さすが男の子のための、飾り!
我が家は娘なので、五月人形を見ると思わず、カッコイイなぁと思い見てしまいます。
そんな五月人形ですが、実際に受け継いで飾るのはいいのでしょうか?
例えば、パパが立派な五月人形を持っていたりする場合もありますよね。
わが子に譲りたいな~と思っている人もいると思います。
結論から言うと、五月人形を受け継ぐのはNG!なんです…。
人形だし、なんだかそんな気もしてたなぁ…。
でも受け継いではいけない理由ってあるの?
その理由は、五月人形の意味や由来で見ていきましょう!
五月人形の意味や由来は?
五月人形には、産まれた男の子の成長を願う意味がこめられています。
誕生を祝い、成長、そして出世を願うものです。
一生の幸せを願って、用意するものなんですよ★
五月人形というと一般的なものは、鎧や兜が思い浮かびますよね。
この鎧や兜には、あらゆるわざわいから身を守ってもらう!
という意味が込められているんです。
身代わりというよりは、自分の身を守ってもらう!
というイメージで良いと思います。
そもそも鎧や兜って、昔は戦いに使われていました。
自分の身を守ってくれたものですよね。
戦をする際は、1人が1つの兜と鎧を用意し、戦っていたんです。
その鎧と兜から、身を守ってもらおう!
という意味から、男の子の誕生を祝って飾るようになったそうです。
五月人形は受け継いではダメ!
そして気になるのは、五月人形を引き継ぐことはダメということ。
上にもあるように、五月人形には、自分の身を守ってもらう!
意味が込められています。
しかも期間限定ではなく、一生です。
鎧や兜って、戦いでも誰かと共有したりしないですよね。
自分の身を守るものとして、1人に1つずつ使われていたものです。
そのような由来からも、五月人形を引き継ぐのはやめましょう。
男の子が産まれたら、1人に1体の五月人形を用意してあげて下さい。
では兄弟の場合は?
実は、兄弟で共有するのも好ましくないんです。
先ほども言ったように、1人ずつ身を守ってもらう五月人形です。
例えば長男には兜の人形、二男には鎧の人形など…
ちょっと大変ですが、同じものではなく、それぞれに用意してあげて下さいね。
役目を終えた五月人形はどうする?
さて、役目を終えた五月人形はどうしたら良いのでしょうか?
一生をもって身を守ってくれる五月人形。
もちろん誰かに引き継ぐのはNGです。
出来れば、手入れをしながら一生飾れるのが理想ですが…
自分の生活や、住んでる環境の変化で、難しい場合もありますよね。
その際は、そのまま処分するのではなく、ぜひ供養をしましょう。
五月人形の供養が出来るお寺にお願いすることを、おススメします。
人形を直接持ち込めるところや、郵送対応しているお寺もあります。
時期が決まっているところもありますが、毎日持ち込めるお寺もあるんですよ!
でも、五月人形はとても立派で重さもありますよね。
もし直接持ち込むのが無理だなという場合は、郵送でお願いすると良いと思います。
どちらの場合も、感謝の気持ちをもって供養しましょう。
以前に雛人形の供養をして頂けるお寺、東京、神奈川、埼玉という記事も書いていますので是非参考にして頂けたらと思います。
雛人形のお下がりのお祓いや供養の方法、東京・神奈川・埼玉で紹介
まとめ
鎧や兜で作られている五月人形には、古くからの由来が関係しているのですね。
本当はパパの五月人形を引き継ぎたかったけど…
と考えていた家庭もあったと思いますが…。
このような由来を考えると、引き継ぐのはやめましょう。
五月人形は、あらゆるわざわいから身を守ってくれます。
ぜひお子さん1人に1体の五月人形を用意してあげて下さいね★
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。