結婚して落ち着いてきたから、
子供の手がかからなくなってきたから、
時間に余裕が出てきたから、
そろそろパート、アルバイトで働こうかなと思う主婦の方って多くいると思います。
短時間でも働くことによって社会との繋がりもできるし何より家計の足しになったり自分のお小遣いが増えるという人もいるでしょう!
ただ求人を探していて、ふと疑問に思うことありませんか?
・パートとアルバイトって何が違うの?
・有給休暇とか社会保険とかってどうなの?
・扶養内OKって?
実際に専業主婦だった人が働きに出ようと思った時に疑問に思う点が幾つかあると思います。
実際に私がそうだったので今回、私の経験と調べて分かったことをシェアしたいと思います。
パートとアルバイトの違いって?
スーパーの前や求人誌などでよく「パート・アルバイト募集」って見ますよね?
わざわざ言葉を使い分けているんだから何かが違うんだろうな?と思いますよね?
実際には違いは無く同じです。
パート・アルバイトで働く多くの人は時給制になります。
何となく一般的に学生で空いた時間に働くのがアルバイト
主婦の人が空いた時間に働くのがパートという感じになっています。
もう少し掘り下げていくと
学生さんのアルバイトの場合だと社会に出るまでの期間に対して
パートさんは主婦の方で自宅から近場で長期で働くというイメージですね、
実際には雇い主側がアルバイトと呼ぶのか、パートと呼ぶのかの違いなだけです。
パートやアルバイトでも有給休暇ってあるの?
主婦の方がパートやアルバイトで働く場合に有給休暇ってあるのかな?って思いますよね?
はい!安心して下さい「ありますよ!」
一定条件をクリアすれば、ちゃんと有給の取得義務があります!
では、その一定条件とは何かを紹介します。
・6ケ月以上勤務した場合
・6ケ月の期間内で出勤予定の8割以上出勤した場合
上記2つをクリアしている場合には有給休暇の取得義務が発生します。
但し6ケ月以上働いたら皆同じ日数の有給休暇が取得できる訳ではありませんので注意して下さい。
週の内の出勤日数や働く時間などによって取得できる有給の日数が変わります。
パート・アルバイト、主婦の方が扶養控除内で働くには?
主婦の方で旦那さん(配偶者)の扶養家族になっていて扶養控除内で働きたい場合には働く時間や収入に制限がでてきます。
その制限というのは
・1週間に働ける時間は20時間まで
・月収が8万8千円以内
・年間収入が103万円以内
上記の制限以内で働くのであれば扶養控除内で働くことができますし、旦那さん(配偶者)も配偶者控除を受けられますから所得から差し引かれる税金を減らすことができます。
基本的には上記の制限を超えてしまうと扶養家族から抜けて社会保険、厚生年金に加入する義務が発生し旦那さん(配偶者)の所得から差し引かれる税金も上がることになります。
※年収106万円以内であれば社会保険に加入しないでも大丈夫ですが、旦那さん(配偶者)の配偶者控除額が扶養控除内よりも差し引かれる税金が多くなります。
パートやアルバイト、主婦の場合の社会保険は?
主婦の方がパートやアルバイトで働くにあたって扶養控除と一緒に気になるのが社会保険や厚生年金のことだと思います。
先の項で説明しましたように「扶養控除内」で働きたい場合には規定範囲内で働くしかないです。
それにより今まで通り旦那さん(配偶者)の扶養家族でいれるので保険や年金などは変わることなくいられます。
扶養家族から外れても良いからもっと働きたい、もっと稼ぎたいという主婦の方の場合、
雇い主(職場)もOKであれば社会保険、厚生年金に加入することによってもっと働くことが可能になります。
毎月、所得税、社会保険料等が給料から引かれますが社会保険に加入することにより病気やケガをしてしまい働けなくなった時に手当を貰うことができたり厚生年金に加入することにより将来貰う年金の額が上がるなどの良い面もあります。
まとめ
主婦の人がパートやアルバイトとして働きたいと思った時の疑問に思う点を今回はまとめてみました。
どうでしたか?
扶養控除内で働くにはどうしたら良いかが分かって頂けたと思います。
短時間でも社会と繋がり、働くことで家計の足しやお小遣いを増やすこともでき今までの生活より少しの変化と金銭的な余裕を持てるようになると思います。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。