料理をしようと思って冷蔵庫の中の食材を見ていたら、
アレ!この豆腐、賞味期限・消費期限が切れてる!
豆腐って賞味期限が切れてからどのくらいまで大丈夫なのかな?
3日?5日?はたまた1週間位なら食べても大丈夫かな?って迷ってしまう時があると思います。
豆腐は痛みが早いので基本的には残念ですが食べるのを諦めたほうが良いのですが、
いやいや捨てるなんて!まだ食べられるでしょ!って思う方に向けて、
ある程度の判断基準になるような情報を今回は紹介したいと思います。
※読み進める前にそのお手元にある豆腐が10度以下の冷蔵庫内で保存されていたという最低条件をクリアーしていることを確認してからお願いします。
豆腐の賞味期限と消費期限の違い
まずは基本的な賞味期限と消費期限の確認をしていきましょう。
賞味期限とは?
表示されている日付までは美味しく食べることができ日付を過ぎると段々と味や品質が落ちていく
消費期限とは?
消費期限内であれば味、品質の安全を保つことができ、消費期限を過ぎた場合には味は勿論、食の安全を保つことができない
豆腐の場合は痛みが早い食材なので賞味期限、消費期限と同じだと考えていた方が良いでしょう。
※未開封の豆腐ということで説明しています。
同じ豆腐でもスーパーと豆腐屋さんでは違う
同じ豆腐でもスーパーで買った豆腐と昔ながらの豆腐屋さん(個人店)で違いがあるといわれています。
スーパーで購入できる豆腐は工場生産がメインで出荷される前に熱殺菌処理されているのが殆どです。
ですので豆腐のパッケージには賞味期限で記載されていることが多いです。
一方、昔ながらの豆腐屋さん(個人店)では熱殺菌処理は殆どのお店で出来ないのでパッケージには消費期限で記載されている場合が多いです。
確実に消費期限内で食べるのであれば、やはり味はスーパーで購入するより美味しいですから購入前の段階で判断するのも良いかもしれませんね!
痛んでしまった豆腐を食べるリスク
賞味期限内、消費期限内でも開封してしまって時間が経ってしまった豆腐、
賞味期限、消費期限を過ぎてしまった豆腐を食べることで起こるリスクとは何なのか?
を紹介したいと思います。
豆腐は痛みが早い食材なので上記のように時間が経過してしまうとセレウス菌や黄色ブドウ球菌という菌が急激に増殖してしまいます。
菌が増殖してしまった豆腐を食べてしまうと当然のごとく食中毒を起こしてしまう確率が高くなります。
豆腐が痛んでいるか?判断の仕方
では豆腐が時間の経過によって痛んでしまったのか?
腐ってしまったのか?
食べて大丈夫なのか?
を判断する方法を紹介します。
1つでも当てはまったら食べるのは絶対に止めておきましょう。
・消費期限が1日でも過ぎてしまっている
・賞味期限が3日過ぎてしまっている
・豆腐のパッケージが購入時より膨張、膨らんでしまっている
・においを嗅いでみて豆腐(大豆)のにおいではなく酸味のある酸っぱい臭いがする
・指で豆腐の表面を触って納豆のようなぬめりや糸を引く
・豆腐が黄色に変色してしまっている
・パッケージ内の水が黄色に変色してしまっている
時間が経過した豆腐を食べる場合
先に紹介した時間の経過した豆腐の痛み具合を確認した後で大丈夫そうだと思った場合、
まずは電子レンジで10秒程チンして加熱して下さい。
改めて加熱した豆腐のにおいを嗅いで異臭がしないか確認して下さい。
異臭がするようであれば、その豆腐は痛んでいるので破棄して下さい。
そして食べる場合には必ず炒める、茹でるなどの加熱する調理方法で料理を作るようにして下さい。
※くれぐれも自己責任でお願いします。
まとめ
今回は賞味期限・消費期限が切れてしまった豆腐は食べて大丈夫なのか?
そして痛んでしまった豆腐の危険性、また食べる場合の安全な判断の仕方などを紹介しました。
何度もいいますが豆腐は痛みが早い食材です。
少しでも不安があるようであれば勿体ないですが捨てることをおすすめします。
食中毒を起こしてしまってからでは遅過ぎますからね!
大丈夫そうであっても必ず加熱する調理方法で料理して下さい。
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。