部屋の臭いが気になる人は意外と多いといわれています。
良い香りがする部屋なら何ら問題も無いですし急にお客さんが来ても大丈夫ですが、部屋が臭い場合はそうもいきません!
原因が分かっているなら対処もできますが臭いの原因が分からないといつまで経っても臭いが消えることはありません。
そこで今回は代表的な部屋の臭いの原因と臭いを消す方法を紹介します。
部屋の臭いの原因を探る!
まずは冒頭にも書きましたが部屋の臭いの原因を知ることが大事です。
ココでは部屋で悪臭の元となる代表的な場所を紹介します。
こちらを参考にして、あなたの部屋の臭いの元を追究していきましょう!
部屋の臭いの原因は玄関かも!
まず家に帰ってきてドアを開けた瞬間に部屋が臭いと感じたら玄関を疑いましょう。
玄関といえば靴です!
靴はご存知の通り履いている時に蒸れますよね?
その蒸れが原因で雑菌が繁殖します。
その雑菌が原因で靴が臭うのです。
靴を脱いで靴下のニオイを嗅いでみて臭いと思ったら既に雑菌が繁殖していると思って下さい。
恐らくですが他の靴も既に雑菌が繁殖しているはずです。
下駄箱にも臭いと雑菌が繁殖していると考えられますので要チェックポイントです。
水回りも部屋の臭いの原因になる!
部屋の中というか家の中にはいくつか水回りの場所があります。
キッチン、お風呂場、洗面所、トイレ、洗濯機などです。
水回りはカビが生えやすい、ヌメリが起きやすいなど衛生面を気を付けないと臭いの原因を作りやすい場所です。
そういったことから水回りの場所の臭いを確認しましょう。
臭いの原因は収納場所にあるかも!
収納場所、いわゆる押し入れ、クローゼット、洋服ダンスなども要チェックです。
上記のような場所は空気の流れがおきず、また湿気が溜まりやすい場所でもあります。
空気が淀んで臭いを発する場合や湿気によるカビで臭いを発する場合がありますので収納場所の臭いの確認も忘れずに!
ファブリック類も部屋の臭いの原因に!
ファブリック類、いわゆる生地物です。
カーペット、ソファー、カーテン、ベッド(寝具)、洋服などが挙げられます。
上記で挙げたファブリック類は人が触れる機会が大変多い物です。
人間からは汗や皮脂が出ます。
それらの汗や皮脂が蓄積されて臭いの原因になる場合があります。
また、洋服などは洗濯した物が生乾きだったりすると悪臭の原因になります。
基本的にファブリック系、生地類は臭いを吸いますのでタバコの臭いやお香、また部屋で焼き肉、すき焼き、お好み焼きなどをすると部屋にあるファブリック系の物に臭いが移ってしまうことを覚えておいて下さい。
部屋の臭いは換気が原因かも!
真冬や真夏などにありがちなのが部屋の換気をしないことです。
真冬は窓を開けると冷たい空気が入って寒くなる、真夏は窓を開けると暑い空気が入って暑くなるのが嫌で窓を閉め切った状態にしてしまう人がいます。
部屋は換気、空気の流れができないと空気が淀み臭いを発することがあります。
エアコンが原因で部屋が臭くなる!
エアコンは夏は涼しく、冬は暖かくと部屋の中で快適に過ごすのに使用しますがエアコンが臭いの原因になる場合があります。
実際の気温とは逆の作動をすることによりエアコン内に水滴ができます。
最近のエアコンだと電源を切った後に除湿機能が働くものがあるのですが除湿機能が付いていないと水滴がそのままカビになってしまいカビの臭いがエアコンの風に乗って部屋を臭くしてしまう可能性があります。
エアコンを使う季節になると部屋が臭うという場合にはエアコンをチェックしてみましょう。
部屋の臭いを消す方法
先に挙げた臭いの原因を探ることで、あなたの部屋の原因不明の臭いの元が分かったでしょうか?
原因が分かったら臭いを消すだけです。
ココでは各種臭いを消す方法を紹介します。
玄関の臭いを消す方法
玄関が臭い場合に疑うのは日々履いている靴です。
その靴と下駄箱の消臭をしましょう。
靴は定期的に天気が良い日に天日干しをしましょう。
繁殖した雑菌を殺す効果があります。
また、帰宅時にその日に履いていた靴に消臭スプレーをしたり靴用の消臭剤を入れるなど小まめな対応をすることが大事です。
下駄箱もアルコールが含まれたウェットティッシュなどで拭いてしっかりと除菌をし下駄箱用の脱臭剤や消臭剤を置くことをおすすめします。
水回りの臭いを消す方法
水回りが臭うのが原因の場合にはとにかくカビやヌメリを無くすことが大事です。
カビやヌメリは最初は無臭、無色なので分かりません、色が付いて目で見て分かる時には既に臭いが出ている状態です。
パッと見てキレイだから大丈夫と安心せずに小マメに掃除して衛生的に清潔な状態を維持するようにしましょう。
また、排水溝、排水パイプなどから臭う場合は市販の配管洗浄剤(パイプクリーナー)で掃除するのが良いでしょう。
キッチンの配管やお風呂場の配管に10円玉やアルミホイルを小さいボール状に丸めた物を置いておくだけでもヌメリ防止に役立ちます。
トイレの臭いの原因はアンモニア臭が原因の場合が多いです。
便器の汚れだけでなく便座、特に女性の一人暮らしの場合には便座を上げる機会が有りませんので便座の裏側もしっかり掃除することを忘れないで下さい!
意外と汚れていることにビックリすることでしょう。
また、便座カバーやトイレマットはできたら使わない方が良いでしょう。
なぜなら、ファブリック類は臭いを吸収してしまいますし汗や皮脂が付きます。
尿の飛び散りも吸い取ってしまいますので衛生的とはいえません。
トイレの床も定期的に除菌をしながらの拭き掃除をするようにしましょう。
収納場所の臭いを消す方法
収納関係が臭う場合には一度中の物を出し湿気によってカビが発生していないかを確認してみましょう。
押し入れやクローゼットの壁、洋服などにカビがある場合には湿気が原因です。
除湿がしっかりできるようクローゼット用の除湿剤を置くと共に換気、空気が淀まないように定期的に空気の入れ替えをするようにしましょう。
物が多過ぎると空気の流れが起こらないので長い間使っていない物や着ていない洋服などは処分すると良いでしょう。
ファブリック類の臭いを消す方法
ファブリック系の臭いを消す方法ですがカーテンやベッドシーツ、枕カバーは洗うことができますね!
また、ソファーもソファーカバーで覆っているタイプであればカバーを洗いましょう。
カーペットは簡単には洗えないのでカーペットの臭いを消すには重曹を使います。
重曹には臭いを消す効果があるのです!
重曹を粉のままカーペットに撒き1~2時間経ったら掃除機で粉を吸い取ります。
まれに重曹でカーペットの色が褪せてしまう恐れがあるのでカーペットの端の方など目立たない所で試してから行うようにして下さい。
生乾きの洗濯物が臭い場合には天気が良い日に改めて洗濯し天日干しすれば臭いは消えます。
また、今ではファブリーズなどの消臭、除菌スプレーもありますので洗ったり重曹を使うのが面倒という場合には消臭、除菌スプレーを使うのも良いでしょう。
部屋の換気をして臭いを消す方法
基本中の基本ですが、まず最初に部屋の臭いには窓を開けて換気をするようにしましょう。
窓が幾つかある部屋の場合には全部開けるようにしましょう。
1つの窓だけでは風が通らず十分な換気、空気の流れが起こらない場合があります。
空気がこもりがちな場所などは扇風機やサーキュレーターなどを使って留まってしまっている空気を動かして換気をするようにして下さい。
エアコンの臭いを消す方法
エアコンを使う季節になると何だか部屋が臭うという場合にはエアコンにカビが発生していたりフィルターが汚れている可能性があります。
エアコンを使う前にフィルターや吹き出し口の掃除をしましょう。
そのままの状態で使っていると臭いもですがカビ菌や埃が部屋中に撒き散らされることになります。
その汚い空気を吸ってしまうことで体調を崩す恐れもありますので掃除はしましょう。
夏場のエアコンを切る前には運転を冷房から除湿に切り替えて暫くしてから電源を切ることをおすすめします。
最近のエアコンには自動でエアコン内部の除湿クリーニングをしてくれる物もあるようなので、その様なエアコンをお持ちの場合には自分で除湿する必要はありません。
部屋の臭いを消すアイテム
今までに幾つか部屋の臭いを消すアイテムを記事の中で紹介しました。
臭いは元から絶たないと消すことはできないことは分かって頂けたと思います。
ここでは緊急性の臭いを消す方法と無臭を維持するのに役立つアイテムを紹介します。
濡れタオルで臭いを消す
部屋で焼き肉、すき焼き、お好み焼きなどをすると臭いが長い時間残りますよね?
その様な臭いを素早く消したい場合には換気もですが濡れタオルが役に立ちます。
濡れたタオル(しっかり絞ったタオル)をブンブン回すと臭いを吸い取ってくれます。
また、濡れタオルに少量のアロマオイルを含ませてタオルを回すと部屋中にアロマの香りが広がりますよ!
炭の効果で臭い消しを継続させたい
消臭グッズで炭を使った商品が用途別で売っていますが、普通の炭(備長炭、竹粒炭、黒炭)でも消臭効果を得られます。
家に使っていない炭があるようでしたら臭いを消したい場所に置いておくだけでOKです。
湿気が多く臭う所に置いた炭は定期的に天日干しをして湿気を蒸発させれば再度使うことができますので経済的でもあります。
まとめ
原因不明の部屋の臭いの代表的な例と臭いの消し方について紹介しました。
どの消臭方法も高いお金が掛かるものではないし自分でできることです。
今回紹介した消臭方法で大体の部屋の臭いを消すことができると思います。
今まで原因が分からず部屋の臭いに悩んでいた方は是非試して下さいね!
今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。