自動車を所有していると車検というものが定期的にやってきます。
車検の期限が切れる前に車検を通せば何の問題もないのですが中にはうっかり忘れてしまった、お金の都合がつかず車検に出せないなどで車検切れを起こしてしまうケースもあります。
恥ずかしながら私もお金の都合ができず車検の期限が切れてしまったことがあります。
その時に調べた車検が切れてしまった車を運転してしまった場合の罰則について違反点数や罰金、その他のリスクの説明と大きなリスクを負わない為の回避方法も紹介します。
車検が切れた車自体は違反なのか?
駐車場に停めてある車の車検が切れてしまった場合、それは違反になるのか?
答えは違反にはなりません。
但し車検を通さず車検切れのまま一般公道を走ってしまったら違反になりますので注意して下さい。
もう一度いいます、車検の期限が切れてしまった車は一般公道を走ったら違反になります!
車検切れの車を運転した時の罰則は?
もし、あなたが車検切れの車を一般公道で運転してしまった場合の罰則を説明します。
まず罰せられる違反は2つになります。
・無車検車運行違反
・自動車損害賠償保障法違反
まず最初の無車検車運行違反は直ぐに理解できると思います。
次の自動車損害賠償保障法違反は車検を通す時に同時に加入している自賠責保険(強制保険)も車検切れと一緒に保険が切れてしまっていることから違反になります。
車検切れの車を運転した場合の違反点数と罰金
もし、あなたが車検が切れた車を公道で運転してしまった場合の違反点数と罰金を説明します。
・無車検車運行違反 違反点数は6点・30万円以下の罰金
・自動車損害賠償保障法違反 違反点数は6点・50万円以下の罰金
えっ! そんなに!? と思われたかもしれませんが真実です。
薄々お気づきだと思いますが違反点数が合計で12点になりますので免許停止90日間ももれなく付いてきます。
車検切れの車で事故を起こしたら?
もし、あなたが車検切れの車を運転していて事故を起こしてしまった場合に追うリスクを紹介します。
先に説明した「無車検車運行違反」「自動車損害賠償保障法違反」にプラスで「事故点数」が加算されます。
事故点数は車検が切れていたことを知っていたか?知らなかったか?
相手方のケガの度合いによって変わってきます。
免許停止か免許取り消しは覚悟しておいた方が良いでしょう。
また免許停止や取り消し、罰金だけでは済まされません!
事故を起こし相手方がケガを負ってしまった、相手方の車に修理が必要になった、自分がケガを負った、自分の車に修理が必要になった場合にどうしますか?
車検が切れているので自賠責保険も切れています。
車検が切れている場合、保険会社にもよりますが加入している任意保険が使えない場合もあります。
もうこうなってしまうと背負うリスクが大き過ぎてしまい取返しがつかない状況になるのが想像できると思います。
車検が切れた車は絶対に運転するのは止めましょう!
車検が切れた車を車検に出す方法
万が一、車検の期限が切れてしまっていても車検に出す方法はあります。
2つの方法がありますので紹介していきます。
仮ナンバーを取得
車検が切れてしまった車を車検に出す場合に自分で陸運局に持ち込み車検を通すかディーラーに持ち込む、民間の自動車整備工場にお願いするパターンがあると思います。
どちらにせよ自分で運転して行く場合には区役所や市役所に行って仮ナンバーを取得して下さい。
また、万が一事故を起こしてしまった時のことを考え自賠責保険の加入と任意保険の確認もして下さい。
ロードサービス(レッカー車)を利用
ディーラーや民間の整備工場に車検をお願いするのであれば車検が切れてしまっていることを事前に伝えてみましょう。
レッカー車を持っているようであれば料金は掛かるかもしれませんが駐車場まで来て運んでくれるはずです。
もし、ディーラーや民間の整備工場がレッカー車を持っていない場合には加入している任意保険のロードサービスやJAFなどに連絡をしてレッカー車で運んでもらうようにしましょう。
私はJAFの会員に入っているのでJAFに事前予約の連絡をして近くの整備工場まで運んでもらいました。
移動距離が15キロの範囲内ならレッカー移動を無料でしてくれるので大変助かりましたよ!
まとめ
今回は車検が切れてしまっている車を運転した場合の罰則、違反点数や罰金、その他のリスクを紹介しました。
車検が切れてしまっている車を運転するということがどれだけの恐ろしいリスクを背負ってしまう可能性があるのかを理解して頂けたと思います。
車検が切れてしまった車は絶対に運転するのは止めましょう。
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今回の記事が快適な生活を送るお手伝いになれたら幸いです。
最後までお読み頂き有難うございました。